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「材料出尽くし」を狙ってFXでトレードする方法~イギリスのEU離脱相場でも機能~

相場でトレードを仕掛ける方法は無限にあると言われますが、その中の一つに、暴落・暴騰相場でも機能することで有名な「材料出尽くし」を狙ったトレードがあります。

多くの市場参加者の関心が高い話題のテーマ=材料になればなるほど、売り注文にしても買い注文にしても事前の動きが激しくなる一方で、材料が出た後には、市場には建て玉が少なくなってしまい、事前の予想とは裏腹に、スルスルと相場が”逆行”したりすることがあります。

今回は、そんな「材料出尽くし」を狙ってFXでトレードする方法について、イギリスのEU離脱相場を例にとって、見ていきたいと思います。

早速見ていきましょう。

世界的に注目を浴びたイギリスのEU離脱相場

ニュースなどでもご存知の通り、イギリスのEU離脱を決める国民投票は、2016年最大の相場のテーマの一つとして、数多くの市場関係者の注目を浴びました。

民間の金融機関や著名投資家はもちろん、各国の政府高官、中央銀行のメンバーなどからもイギリスのEU離脱をめぐる国民投票の結果が為替相場や株式市場に与える影響について様々な意見が飛び交いました。

幾つか引用してみたいと思います。

日銀では、外貨の流動性供給措置について「日本銀行を含む6つの主要中央銀行は、必要な場合にはいずれの通貨でも流動性供給を行うことができるよう、すでにスワップ取り決めを締結している」(広報課)

出典元/日銀、英のEU離脱で市場混乱なら6中銀連携でドル資金供給=関係筋 -ロイター 2016年 06月 17日-

米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は、英国の欧州連合(EU)離脱が「重大な経済的影響」を招きかねないとの認識をあらためて示したものの、その場合に見込まれる世界への影響を過剰に警告したり、どちらか一方を支持したりすることは避ける姿勢をとった。

出典元/イエレン議長:英国がEU離脱の場合の世界への影響、誇張にくぎ刺す -ブルームバーグ 2016年6月22日-

米著名投資家ジョージ・ソロス氏は英紙ガーディアンへの寄稿で、23日の英国民投票でEU離脱が決まればポンドが急落し、1992年9月のいわゆる「ブラック・ウェンズデー」を上回るような大混乱が起きると警告した。

出典元/ソロス氏「英EU離脱ならポンド急落」 -ロイター 2016年 06月 21日-

ポンド相場は国民投票が話題になりはじめた2016年の年始前後から、すでに大きく動き始めていたのですが(参考/下記ポンド米ドル相場の週足チャート)、国民投票まで残り1週間と迫ったころには、著名な方から、次々と意見が出され、注目度は過去に例がないほど高まりました。

GBPUSD

チャート参考/GMOクリック証券

大きく話題を集めた相場の賞味期限は材料が出るまで

そんな市場の話題を大いに集めたイギリスのEU離脱をめぐる国民投票ですが、事前に様々な意見が交わされたり、報道がされたりすることで、市場参加者の多くは、あらゆるシナリオを想定し、それに向けたポジションを作りはじめたり、あるいは相場の変動に備えて、ポジションを減らしたり、ポジションを持たないといった行動に出ます。

そして、実際にその超がつくほどの関心を集めたテーマが”本番”を迎えた頃には、ほとんどの短期筋のポジションは無くなってしまうかのような値動きをしたりします。

下記はイギリスのEU離脱をめぐる国民投票があった当日の1時間足のチャートになりまして、ざっくりとですが、時系列で説明を入れてみました。

brexit

チャート参考/GMOクリック証券

EU残留支持が優勢という直前の世論調査を受けて、国民投票が行われる前日の6月23日から6月24日の早朝にかけてじわじわとポンド買いが進みますが、8時15分頃の世論調査で離脱支持優勢の報道で大きく下げ、そして、BBCの開票速報でポンド円は1時間の間に、-20円という大暴落を演じます。

そして、6月24日の12時すぎには、イギリスのEU離脱がほぼ確定的というニュースが流れると、今度は、一転、ポンドは上昇をはじめます。

brexit02

チャート参考/GMOクリック証券

こうした動きが出る背景には、国民投票の結果発表前に、それまであった短期筋のポジションのほとんどが片付いていることが予想されるというのが理由の一つ。

そして、もう一つは、すでに離脱が決定したという事実をマーケットが完全に織り込んでしまったため、「イギリスのEU離脱をめぐる国民投票」という材料の賞味期限が過ぎたということが最も大きな理由になります。

材料出尽くしの後は、新たな材料探しが始まる

それまでどんなに相場を騒がせた相場テーマであっても、賞味期限が過ぎた話題は「材料出尽くし」となり、それが新たな相場の手掛かりとして再燃するには、新たな追加の情報が必要で、そうした材料はすぐには出てきません。(例えば、イギリスのEU離脱によるイギリスの景気悪化など)

そうなると、マーケットが次に求めるものは「新たな材料」となります。

実際に、イギリスのEU離脱が決まった後、ポンド相場は、EU大統領による「27ヶ国非公式会合」の提案やG7の「電話会議」、スイス中銀による「フラン介入」といった材料を手掛かりにポンド買いが進みます。

brexit03

チャート参考/GMOクリック証券

相場経験が少ないFXトレーダーにしてみると、「イギリスがEUから離脱すると、リーマンショック級の経済危機が起こる可能性があり、ポンド安が進む可能性が高いという報道は何だったのか・・・」ということになりますが、事前に盛り上がるテーマであればあるほど、その材料が出尽くした後は、相場が、”逆行”するということが少なくないことは、是非とも、憶えておきたいところです。

材料出尽くし相場でのトレード方法とまとめ

『「材料出尽くし」を狙ってFXでトレードする方法』と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

イギリスのブレクジット絡みの相場を具体例にすることで、よりリアリティを感じて頂けたのではと思います。

最後に、材料出尽くしを狙ったトレードについてまとめて、本記事の締めとさせて頂きたいと思います。

〇事前にどちらに動くか分からないときは、「材料出尽くし」を待ってから動いても十分、勝算はある

〇事前に大きく話題を集めた相場のテーマは、本番終了後には、事前の予想とは逆に動く可能性がある。

〇材料出尽くしの後、新しい未知の材料が出てきたときは、それに従いていく。

〇新しい材料が織り込まれたと感じたら、ポジションは決済する。

〇相場に絶対はないので、ストップロス(損切りライン)の設定は必ずしておく。

本記事が、一人でも多くの読者の参考になれば、幸いです。

最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました!

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