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FXの自動積立に潜むリスクとは?自動積み立てにおすすめの通貨とFX口座のまとめ

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低レバレッジのFXで外貨預金代わりに自動積立したい・・

こんな風に、これからFXの自動積み立て機能を使って、コツコツと外貨投資をしてみたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、今回は「本当にFXの自動積み立ては大丈夫なの?」ということを検証すべく、そのリスクを分析し、そのリスクを踏まえた上で、どんな通貨やどんな会社のFX口座がおすすめなのかということを説明していきたいと思います。

では、早速見ていきましょう。

FXで自動積立をする「通貨」に潜むリスク

外貨へ自動積み立てをするということを考えた場合、最もそのリスクに注意しなくてはいけないのが、「通貨」の種類です。

例えば、スワップ金利が高いことで人気の南アフリカランドやトルコリラなどの新興国通貨は、日々、他の外貨に比べると高いスワップポイントが入金されますが、それを上回る為替差損が長期的に発生する可能性は決して低くありません。

実際に、過去の通貨の値動きをチャートでご覧ください。

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上記はランド円の1996年から2017年までの長期チャートです。(下に行けば行くほど、ランドの価値は下落して、含み損が増えていくことになります。)

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上記はトルコリラ円の2015年から2017年までのチャートです。(下に行けば行くほど、トルコリラの価値は下落して、含み損が増えていくことになります。)

チャート出所/GMOクリック証券

ご覧いただきました通り、南アフリカランドもトルコリラも長期間に渡って、価値を下落させ続けていまして、こうした通貨を自動積み立ての対象に選んでしまった場合、どんなに辛抱強く積み立てを行っていても、いつまでたっても無慈悲なまでに「含み損」の状態が続くということになりかねません。

自動積み立ては、別名「ドル・コスト平均法」と呼ばれ、毎月「定額」投資を行い、建て値を平準化するという方法で、確かに簡単で複利がききやすい投資法の一つなのですが、それも投資対象次第という条件つきなのです。

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参考/FXでドル・コスト平均法で投資をする方法と注意点

FXで自動積立をする「通貨」のリスクへの対応策とおすすめ通貨は?

では、そうしたリスクを避けて、自動積み立てを行うにはどうすればいいのでしょうか?

〇積立投資を行う価値のある通貨を選ぶ

積立投資は、その手法の性格から自ずと投資対象は長期間になりますので、通貨選びで最も重要なポイントは、リスクの高そうな新興国通貨を積立投資の対象から外す、あるいは投資比率を下げるということになります。

なぜなら、新興国通貨は治安リスクや政治リスク、規制リスク、流動性リスク、慢性的な貿易赤字など下落を招く理由には短期的にも長期的にも事欠かないというのが実態ですので、「君子危うきに近寄らず」ごとく、極力近づかないのがベターです。

そして、そうしたリスクを数値化して確認するために便利なのが、格付け機関による格付けです。

下記は、当サイトにてFXで投資できる環境にある通貨の国の格付けがどういう状況にあるのかをまとめた表になります。(ドイツやフランスなどはユーロとしてお考え下さい)

国名(2016年12月)ムーディーズS&Pフィッチ
 ドイツ  Aaa AAA AAA 
 オーストラリアAaa AAA AAA 
 スイスAaa AAA AAA 
 カナダAaa AAA AAA 
 米国Aaa AA+ AAA 
 ニュージーランドAaa AA AA 
 英国 Aa1 AAAAA+
 フランス  Aa2 AA AA 
 韓国Aa2 AA- AA- 
 中国Aa3 AA- A+ 
 日本A1 A+ 
 メキシコA3 BBB+ BBB+ 
 スペイン  Baa2 BBB+ BBB+ 
 イタリア  Baa2 BBB- BBB+ 
 南アフリカBaa2 BBB- BBB- 
 トルコBaa3 BB+  BBB- 
 ロシアBa1  BBBBB- 
 ブラジルBa2  BB  BB  
 ギリシャ  Caa3  B-  CCC  

これを見ると、ドイツが中心となっているユーロやゴールドよりも堅いと言われるスイスフラン、資源国のオーストラリアドルとカナダドル、基軸通貨の米ドルあたりは、長期投資の対象としては魅力があることが分かる一方、ランドやトルコリラを避けるべき理由もご理解いただけるかと思います。

〇FXで積立投資を行う通貨を分散する

リスクの高い通貨を積立投資から外すというのは、賢明なアイデアの一つですが、もう一つリスクを減らす方法として、投資対象を分散させるという方法があります。

具体的には、米ドル、ユーロ、豪ドル、NZドル、スイスフラン、カナダドル、ポンドといった通貨に資金を振り分けるといった形です。

「どの通貨にどれくらいの比重で投資すればいいの?」という疑問に関しては、個人差がありますので、「一口にこれが正解です!」とは言えないのですが、例えば、IMF(国際通貨基金)が加盟国の準備資産を補完する手段として、1969年に創設した国際準備資産のSDRなどは参考になるのではないでしょうか。(SDRは定期的に見直しが行われることになっていまして、下記は2016-2020年の内訳になります。)

sdr

期間2016-2020
米ドル41.73%
ユーロ30.93%
人民元10.92%
日本円8.33%
イギリスポンド8.09%

(参考/特別引出権(SDR)-IMF-)

SDRが準備資産として用意しているということは、それだけ通貨としての信認性や流動性が世界的に見ても高いということに他ならず、かなり有用なポートフォリオと言えるかと思います。

なお、SDRを参考にするのであれば、長期投資の投資対象として最も優れているのは、米ドル、ユーロがその大半ということになりそうですが、人民元は取り扱い先が少ないので関連の深い豪ドルなどでも代用が可能かと思います。

また、イギリスのポンドについては、2016年にEU離脱を国民投票で決定したことから、その準備通貨としての価値が低下するのでは?という懸念が一部の専門家の間で話題となっていますので、長期投資の対象とするかどうかについては、冷静に判断したいところです。

FX自動積立の「取引コスト」に潜むリスク

FXで自動積み立てを行うことができる口座を開設できる会社として「SBI FX TRADE」が有名ですが、自動積み立てをする際に、注意しなくてはいけないのは、その取引コストになります。

下記の表をご覧ください。

取引コスト積立FX(SBI FXトレード)通常のFX(SBI FXトレード)メガバンクの外貨預金
ドル円5銭0.27銭2円
ポンド円30銭1.19銭8円
豪ドル円20銭0.77銭4円
NZドル円30銭1.79銭-
トルコリラ円40銭4.8銭-

確かにメガバンクの外貨預金の取引コストに比べると、SBIFXトレードの積立FXはかなりお得にはなっています。

ただ、普通のFXに比べると、取引コストに割高感があるのは否めません。

そして、そうした高い取引手数料は、当然パフォーマンスにも影響してきますので、もし、自動積み立てにこだわるつもりがなければ、毎月、定期的に積み立てを行う形ではなく、ある程度、資金がたまったところで、通常のFXで”手動”積立にした方が取引コストで損をするリスクを減らすことができます。

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ただ、通貨のリスクで見たような、大きな資産価値の減少につながるようなリスクではありませんので、それほど重要視する必要はないかと思います。

実際に、SBIFXトレードから公表されているデータによれば、積立FXの62%が利益口座という好成績を収めているとのことです。

SBIFXトレード利益が出ている口座の割合損失が出ている口座の割合
積立FX62%38%
通常のFX49%51%

※積立FXの集計期間は2015年12月~2016年5月の期間

FXで自動積立をするにあたってのおすすめの会社とFX口座

では、ここからはFXで自動積み立てをするにあたっての、おすすめの会社とFX口座について説明していきたいと思います。

結論から申し上げますと、FXを利用して自動で積立を設定できる国内FX会社の大手と言えば、その最右翼はSBI FX TRADEのみというのが現状で、他の大手FX会社で「自動積み立て」を積極的に推奨している企業は見当たりません。

また、SBI FX TRADEでは、安心して取引ができるように「レバレッジ1~3倍」までという設定を設けていたり、購入単位も「1単位」から取引できますので、FXで自動積み立てを考えるとしますと、SBI FX TRADEが現状、最もおすすめのFX会社ということになるかと思います。

そして、それに続く大手企業となりますと、100単位から取引ができるマネーパートナーズや取り扱い通貨の数が豊富なヒロセ通商【LION FX】あたりがFXで積立を行うおすすめの会社ということになりますが、ただ、”自動”ではなく、手動での積み立てになりますので、その点は予め理解しておく必要があります。

まとめ

「FXの自動積立に潜むリスクとは?自動積み立てにおすすめ通貨とFX口座のまとめ」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

今回の記事が、FXで自動積み立てを考えている人に、少しでもお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました!

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