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アメリカ雇用統計発表前の警戒感を利用したFXのトレード方法とは?

為替市場が大きく動く経済指標として、各国の雇用統計がありますが、中でも毎月第一金曜日に発表されるアメリカの雇用統計は毎月一度のビッグイベントで、為替が最も大きく変動するときの一つとして知られています。

マーケットが大きく動くということは、リスクでもある一方、トレードのチャンスでもあるかと思いますが、雇用統計発表後の変動を狙ったトレードではなく、雇用統計発表に向けたマーケットの警戒感を利用して、FXでトレードするという方法があるのはご存知でしょうか。

”祭り”が始まる前の準備段階にトレードを仕掛けて”祭り”が始まる前に手仕舞いしてしまう、今回はそんなトレード方法を紹介したいと思います。

早速見ていきましょう。

マーケットは何よりも不透明感を嫌う

もし、読者の方がある程度の経験を積んだ投資家あるいは投機家であれば、多くの場合、どちらに転ぶか分からないトレードはできるだけ避けて、わずかでも勝てる可能性が高いと判断するトレードを重ねていることと思います。

そして、そんな風に考えているのは、マーケットに臨んでいる他の市場参加者、特に短期取引がメインの投資家・投機家も同様というのは、想像に難くないかと思います。

こうした市場参加者の動向は、マーケットが、どうなるか分からない=不透明感に対して、まとまった警戒感を生み出すことに繋がり、そして、その警戒感は、ときとして大きなポジション調整を生み出すことがあります。

特にマーケットがリスクに対して過敏になっているときは、その警戒感がマーケットに色濃く反映され、例えば、ドル円で言えば、ドル売り円買いといった動きが出やすくなります。(必ずというわけではありませんが、リスク回避の行動は円高に発展することが多くあります)

また、今回のテーマである雇用統計は、世界一のGDPを誇るアメリカ発の経済指標であることに加えて、週末金曜日の発表であるといった理由などから、週末超えリスクを嫌気したポジション調整も重なり、さらに大きな値動きとなることがあります。

では、実際にどんな値動きがあるのかを、ドル円を参考にしながら、見ていきたいと思います。

雇用統計発表前の東京時間やロンドンタイムの値動き

アメリカ雇用統計の発表される内容がどうなるかは、さておき、雇用統計の結果に対して、マーケットが警戒感を強めているとき、ドル円相場は、東京時間やロンドンタイムで、しばしば円高ドル安の動きが見られます。

例えば、下記は2016年の4月1日(金)に発表されたアメリカ雇用統計前後のドル円の2時間足チャートになりまして、ドル円が東京時間、ロンドンタイムを通じて、円高傾向にあったことが窺えるかと思います。

20160401usd

チャート出所/GMOクリック証券

別のケースも見てみましょう。

2016年の4月ごろは、まだアメリカの雇用状況は良好な数値が続いていましたが、2016年6月に発表された5月の非農業部門雇用者数は予想を上回る悪化となったため、2016年の7月8日(金)の雇用統計発表前は、警戒感が強まる動きとなりました。

下記は、アメリカの非農業部門雇用者数の変化になりまして、緑色の丸の箇所が大幅に雇用者数が減少した2016年5月の数値。

201607

参考/非農業部門雇用者数変化-yahooファイナンス-

そして、2016年7月8日(金)雇用統計発表前後のドル円の1時間足チャートが下記になります。

20160708usd

チャート出所/GMOクリック証券

ドル円は、東京時間の開始こそ値を保っていましたが、10時過ぎから昼にかけて、急落、その後、盛り返すものの、ロンドンタイムの午後19時から21時までに再び軟化するといった円高の動きを確認することができます。

また、ロンドンタイム中も長い上ヒゲが頻発しておりまして、警戒感の強さ=ドル売り円買い圧力の強さを別の観点からも、感じることができます。

20160708usd2

チャート出所/GMOクリック証券

雇用統計発表前の東京時間やロンドンタイムの値動きパターン

では、ここからは、実際に雇用統計発表への警戒感をベースにしたトレードを仕掛けることを想定して、東京時間やロンドンタイムの値動きのパターンを幾つかイメージしておきたいと思います。

まずは、先ほど実際にご覧いただきました値動きに近いタイプですが、東京時間早々に下げて、ロンドンの序盤でやや戻し、そして、ロンドンタイムの中盤から雇用統計発表前まで円高が進んでいくパターンになります。

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この値動きパターンの場合、手堅くいくとすれば、ロンドンタイムでの戻り売りということになるかと思いますが、東京時間早々に打診売りをしておくというのも一つの戦略になるかと思います。

次は、東京時間の午前は好調だったものの、東京時間の午後からロンドンタイム、そして雇用統計前まで円高が進むパターン。

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東京の株式市場が金曜日に好調に推移すると、それに連動する形でドル円も円安が進行することがありますので、そんなときは、東京の午後、あるいは、ロンドンタイムに突入してからドル売りを仕掛けていくという戦略になるかと思います。

雇用統計発表前トレードの損切りラインについて

マーケットの警戒感を利用したトレードは、上手くいけば”祭り”の前に、相応の利益を手にすることができる美味しいトレードとなりますが、一方で、「警戒していた雰囲気は東京時間だけだった・・・」ということもしばしばあります。

そんなときは、雇用統計発表前であっても、速やかに損切りをしてしまいましょう。

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一番危険なのは、雇用統計発表前にクローズするはずのポジションを抱えたまま、雇用統計を迎えて、その結果、大幅な円安になってしまい、大きな損失を抱えてしまうというパターンです。

雇用統計への警戒感を利用したトレードは、あくまで雇用統計発表前にクローズすることが大前提であることは忘れないでおきたいところです。

まとめ

「アメリカ雇用統計発表前の警戒感を利用したFXのトレード方法」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

具体的なドル円の動きを交えることで、よりリアリティを感じて頂けたのではと思います。

本記事がFXでトレードをしている方に、少しでもお役に立てれば幸いです。

最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました!

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