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ドル円で溜まった売りの買戻しを狙ったFXでのトレード方法

投資対象が何であっても、そして、その対象がどんな大きなトレンド相場を作っていても、その相場がずっと一方通行で進行するということは決してありません。

それは為替市場における円高トレンド、円安トレンドでも同じで、上がったり下がったりを繰り返しながらトレンドを形成していくというのが相場の常になっています。

大きなトレンドを狙ったトレードというのは長期のトレーダーにとっては非常に大きなトレード・チャンスですが、一方で、大きなトレンド相場を形成している最中に発生する「リバウンド相場」は短期的に大きな値動きとなることがあり、短期のトレーダーにとっては、大きなチャンスの一つになり得ます。

そこで、今回はそんな「リバウンド相場」の一つの例として、ドル円相場の「売りの買戻し相場」でトレードする方法について見ていきたいと思います。

ドル円の売りの買戻しとは?

まず、FX初心者のために、そもそもドル円の売りの買戻しが一体、何を指しているのかということを、先に説明したいと思います。

FXでは、「売り」と「買い」そのどちらからもトレードすることができまして、そのどちらでも収益を上げるチャンスがあるのは、ご存知の通りです。

ただ、常に「売り」と「買い」の注文が均等に市場にあるわけではなく、様々な要因から、そのときどきで、「売り」と「買い」のどちらかに市場のポジションが傾く傾向にあります。

下記は、シカゴのCMEグループが毎週公表している投機筋のポジションですが、時期によって、そのポジション量に変化があるのがお分かり頂けるかと思います。

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データ出所/CME GROUP

為替市場では、様々な市場参加者が取引をしているため、上記のデータは参考程度に過ぎませんが、マーケットで、このようにポジションが一方的に傾くことは決して少なくありません。

そして、今回の記事のテーマの趣旨であるドル円の売りの買戻しが一体何を指しているかと言いますと、売りで入れていた注文を決済する、つまり、反対売買するときに必要な「買い注文」ということになります。

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売り注文を入れて、買戻し注文を入れるまでの流れをイメージすると、ちょうど上記のような形になります。

そして、そうした売りの買戻し注文がまとまって行われたと予想できるのが、先ほどのCMEグループが公表している投機筋の建て玉データ上で、下記の赤丸のように、売り注文が急減していたときのことになります。

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なお、CMEグループが公表している投機筋の建て玉データにつきましては、前週分が公表されますので、リアルタイムでそれを生かしてトレードするというのはできませんので、ご注意ください。(振り返る際には重宝します)

では、ここまで説明した「売りの買戻し注文」の内容を踏まえた上で、その売りの買戻しを狙ったFXでのトレード方法について具体例をもとに説明していきたいと思います。

年初から約20円の暴落となったドル円に起こった「売りの買戻し」相場

2016年のドル円は、年初には120円台をキープしていたものの、2月上旬あたりから急速に円高が進行。

2016年6月24日に行われたイギリスのEU離脱を問う国民投票の日には、99円台に突入するなど、年始からの半年で約20円近くの暴落となりました。

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チャート出所/GMOクリック証券

わずか半年の間に、ドル円がこれほど大きな下落をしたのは、過去を振り返ってもそう多くなく、1998年からカウントしても、約7回程度しかありません。

年月日下落幅下落率
1998年の8月から10月の「約3ヶ月」147円から111円まで「約36円」-25%
1999年の7月から11月の「約4ヶ月」120円から101円まで「約20円」-7.5%
2002年の2月から6月の「約5ヶ月」135円から118円まで「約17円」-12.6%
2003年8月から2004年1月の「約6ヶ月」120円から105円まで「約15円」-12.5%
2007年7月から2008年3月の「約9ヶ月」123円から95円まで「約28円」-22.8%
2008年9月から2009年1月の「約5ヶ月」109円から87円まで「約20円」-21%
2016年2月から6月の「約5ヶ月」121円から99円まで「約22円」-18.2%

参考/過去の米ドル/円の短期暴落相場の動向からその後の中長期トレンドを予測する方法

つまり、2016年の6月末までに、ドル円は期間、下落幅ともに、かなり”いいところ”まで円高が進行してきていまして、マーケットでは、いつリバウンドが起こってもおかしくない状態にありました。

そして、そんな気運の中、きっかけとなったのが2016年7月10日の参議院選挙だったのです。

まずは、参議院選挙が行われる1週間前のドル円の動向から見てみましょう。

下記はドル円の1時間足のチャートになりまして、ご覧いただきました通り、ドル円は、断続的にドル売り円買いの動きが見られておりまして、わずかな反発は起こるものの、ドル売り圧力の強さを感じる相場展開となっていました。

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チャート出所/GMOクリック証券

ただ、7月7日(木)には、ドル円はロンドン時間で急激な買戻し?と思われるようなドル買いが入ったり、7月8日(金)に発表された雇用統計ではトリッキーな動きを見せるなど、一部の参加者からポジション調整と思われるような動きが出始めていました。

そして、今度は、参議院選挙が終わった2016年7月11日からのドル円相場の1週間後の動きになります。

下記は、7月11日から7月15日までのドル円の1時間足のチャートになりまして、一転して、ドル買い円売りの動きが活発化しているのがお分かり頂けるかと思います。

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チャート出所/GMOクリック証券

7月11日(月)の早朝に100.5円付近だったドル円は、なんと7月15日(金)の東京時間には106.3円までの急激な円安が進行したのです。

参議院選挙で自民党が勝利したこと、そして、バーナンキ元FRB議長が来日して、日本政府の首脳と会談したことなどが「ヘリコプター・マネー」など様々な思惑を呼んだとは言え、年初からの値動きから考えますと、参議院選挙が終わった直後からわずか1週間でここまでの新規のドル買い注文だけが入ったとは想像しずらく、その背景には、ドル売りの買い戻し注文も相当数あったものと予想されます。

まとめと「売りの買戻し」相場の威力の正体

「ドル円で溜まった売りの買戻しを狙ったFXでのトレード方法」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

今回、ご紹介した2016年7月の参議院選挙後のドル円の急激な値動きをご覧いただければ、シンプルな買い注文と、これまでに溜まっていた「売りの買戻し注文」の買い圧力が”ダブル”で重なったときの威力を、お分かり頂けたのではないかと思います。

今回ご紹介させて頂いたケース以外にも、ユーロ、ポンド、豪ドルなどでも同じようなことが度々起こっていますので、是非、FXのトレードの参考にして頂ければと思います。

最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました!

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