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FXのエントリーとポジションクローズを「時間軸」で考えてデイトレードする方法(金曜日編)

FXでは、エントリーするタイミングやポジションをクローズするタイミングは、その人のトレードスタイルによって異なりますが、どういった基準でエントリーすればいいのか、クローズすればいいのかということを模索しているという人もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、今回は無数にあるFXの短期トレード戦略の中から、エントリーとポジションクローズを「時間軸」で考えてデイトレードする方法(金曜日編)について説明していきたいと思います。

早速、見ていきたいと思います。

デイトレなどの短期トレードでの時間軸

ご存知の通り、FXの舞台となっている為替市場は、土日以外は24時間取引ができるのが特徴ですが、その中でも、マーケットが大きく動きやすいのは、ウェリントン、東京、ロンドン、ニューヨークのそれぞれのオープニング前後と、クローズする前後になります。

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早速、具体例で見ていきたいと思います。

今回、短期トレードで重要となる時間軸を説明するために用意したのが、2016年7月22日(金)のウェリントン市場のオープンからNY市場クローズまでの10分足チャートになります。(下記参照)

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チャート出所/GMOクリック証券

説明に入る前に、2016年7月22日(金)の動向を理解する上で、ざっとその日までの流れを説明しますと、2016年7月10日に行われた参議院選挙の自民与党の勝利を受けて、新たな経済対策(永久債の発行など)や金融政策(ヘリコプターマネーなど)への期待感が高まり、7月11日(月)から7月21日(木)までのわずか9営業日で100円から107円までドル円は急激に円安が進行。

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チャート出所/GMOクリック証券

ただ、7月21日(木)には、黒田総裁(当時)がBBCのインタビューで「ヘリコプターマネーは必要ないし、可能性もない」との発言から、ドル円は一時、高値から2円以上円高になるなど、値動きの荒い展開になっていました。(なお、インタビューそのものは、選挙前の6月中旬に行われていたことから、円高進行は緩やかに反転)

そんな状況下で迎えたのが、上記の7月22日(金)のドル円の10分足チャートになります。

では、早速、その日実際に起こったことを振り返りながら、短期トレードにおける重要な時間帯について説明していきたいと思います。

ウェリントン市場の値動きと短期トレード

まず、最初に大きな動きが出やすいのが、ウェリントン市場の開始早々です。

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チャート出所/GMOクリック証券

2016年の7月22日(金)のウェリントン市場は、おそらく、ショートの買戻しと思われる動きが出まして、30分間でドル円が105.75円から106.25円まで急激な円安が進んでいることが確認できます。

上記のように、前日に大きな値動きが出たときの翌営業日のウェリントン市場の立ち上がりの時間帯は、日本のFX会社の6~7時からの営業開始とともに、強制決済、あるいは、損切りなどによる投げが出ることが多いことが窺え、こうした突発的な値動きが出やすいという特徴があります。

こうした投げがどちらに出るのかということは、正直なところ予測が難しいため、トレードを仕掛けるのは容易ではないのですが、逆に、こうした短期的な投げが一巡した後にチャンスがあることが少なくありません。

実際に下記をご覧いただくとお分かりの通り、投げが一巡した後、相場は急反転していまして、筆者は、条件次第ですが、その急反落を狙って、逆張りトレードを、しばしば仕掛けています。

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チャート出所/GMOクリック証券

その条件というのが、日本が貿易黒字を計上していて、実需の円買いフローが出やすい時期の2つで、日本の大手輸出企業による実需のドル売り・円買いフローが東京時間を中心に断続的に入っていることや、入ることを警戒した動きが予測できるときに、この逆張りトレードを仕掛けています。

参考/貿易赤字と円安×貿易黒字と円高|貿易統計から円高・円安を探る方法

このトレードのエントリーとクローズは、損切りの投げが落ち着いたところでドル円のショートを入れて、東京時間の開始前(午前9時)には手仕舞いしてしまうというトレードになります。

ただ、マーケットで円売り圧力が強いときは、ウェリントン市場の開始早々から、東京市場まで一本調子でドル買い円売りが進んだりすることもありますので、そのときの買い圧力・売り圧力を見極めて、トレードを仕掛けること、そして、ストップをしっかりと設定することの2つは、決して忘れないでおきましょう。

東京時間の午前の値動きと短期トレード

東京時間の値動きは、何と言っても、その主体は「輸出企業にる実需のドル売り・円買い」になるかと思います。

いつ、どれくらいの規模で実需のドル売り・円買いが行われるかというのは、誰にも予想がつきませんが、東京時間の開始前後には、「もしかして?」と思わせる動きが度々出てくることがあります。

2016年の7月22日(金)もそんな日で、9時30分ごろから、11時ごろにかけて断続的に実需によるドル売り・円買いと思われるような動きがありました。

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チャート出所/GMOクリック証券

こうした値動きへのトレード戦略としては、例えば、実需の円買いがあることを想定しての先回りのドル円のショート、実需の円買いが終わった後のリバウンドなどがあるかと思います。

ただ、株式市場や商品市場の動向、アジア・オセアニアで発表される経済指標で乱高下することがありますので、ポジションサイズや仕掛ける時間には、最大限の注意を支払う必要があります。

なお、当サイトでは、輸出企業による実需のドル売り・円買いについて詳しく調べた記事もご用意しておりますので、興味のある方は、そちらも参考にして頂ければと思います。

参考/レパトリことレパトリエーションを利用して米ドル/円をトレードする方法

東京時間の午後の値動きと短期トレード

そして、続いて大きな動きが出やすいのが、東京時間終了間近の午後14~15時の動きです。

2016年7月22日(金)も動きがあった日で、実需の円買い、あるいは、週末を前にしたポジション調整と思われる動きから、午後13時ごろから14時ごろまで、円高が進行しました。

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チャート出所/GMOクリック証券

株式市場でも金曜は手じまい売りが出やすかったりしますので、それに合わせたドル売り・円買いの動きには注意しておきたいところです。

上記の動きに対してのトレード戦略としては、先回りしたドル円のショート、あるいは、その後のリバウンド狙いということになるかと思います。

ただ、東京時間大引けの15時頃になると、一転、日銀によるETF買い(金融緩和時のみ)などに連動する形での円安の動きや東京時間のショートの買戻し他のアジア勢の買い仕掛けなどが出たりすることがありますので、その点は注意しておきたいところです。

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チャート出所/GMOクリック証券

東京時間が終わる15時前後の動きは、新規の仕掛けと決済注文が交錯して、大きな値動きとなりやすいという特徴があります。

ロンドン時間の値動きと短期トレード

東京時間が終了すると、今度は、ロンドン勢による仕掛けがドル円相場の値動きの中心となります。

ロンドン勢は、東京時間の値動きをもとに仕掛けてくることが多いとされ、東京時間の個人あるいはディーラーのポジションを”狙い撃ち”してくることは決して珍しいことではありません。

2016年7月22日(金)もそんな、”こすっからい”ロンドン勢の動向を絵に描いたような日となりまして、東京時間の値動きの弱さを見て、溜まったであろうドル円のショートを締め上げる「ショート・スクイーズ」のような値動きを見せました。

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チャート出所/GMOクリック証券

具体的には、東京時間の105.60-105.95の間に溜まったショートを締め上げる=売りの買戻しを誘うための、買いを断続的に入れるという動きになります。

ロンドン勢は、東京時間の値動きを見ながら、”嫌な方向”へ仕掛けてくることが度々ありますので、そうした「ショート・スクイーズ」「ロング崩し」を先回りしたトレード戦略が有効となります。

具体的には、東京時間終了の15時ごろからの、どちかへの仕掛けに合わせてエントリーしたり、あるいは、彼らの最初の手仕舞い時間である18時30分~20時あたりを目途に、ポジションを手仕舞ったりという流れになります。

なお、ロンドン勢の仕掛けとは別に、ロンドン時間は、欧州系の経済指標や要人発言が飛び出してきて、相場が急変することが少なくありませんので、その点にはしっかりと注意を払っておきたいところです。

ちなみに、当サイトでは、ロンドンタイムの値動きについて分析をした記事を別に用意しておりますので、そちらも参考にして頂ければと思います。

参考/ロンドンタイムの為替市場を攻略するFXの逆張り値動き分析

ニューヨーク時間の値動きと短期トレード

ロンドンタイムも中盤に入ってくると、今度はNY勢が早朝からマーケットに参入してきて、また取引が拡大してきます。

特に20~22時の間は、夏時間、冬時間ともに、NY勢の序盤の取引が活発になることから、どちらかに大きな値動きが出やすくなるのが特徴です。

2016年7月22日(金)もそんな一日で、NY勢参入とともに、それまでのドル円の流れは一転、急速に円高が進行しています。

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チャート出所/GMOクリック証券

NY勢がどちらに仕掛けてくるのかを予測できるときは、この値動きは大きなチャンスとなりますが、NY勢の動きは予測が簡単ではない・・・というのが10年以上、為替市場と対峙している筆者の直感的な印象です。

むしろ、トレードチャンスとしては、次に説明するNYの株式市場のオープン(22:30または23:30)から、ロンドンタイム終了(深夜24時または深夜25時)までの時間の方があるかと思います。

と言いますのも、NYの株式市場開始直後から、ロンドンタイムが終了となる深夜24時または深夜25時にかけては、割と相場にトレンドが発生しやすい傾向にあるからです。

2016年7月22(金)もそんな夜で、NYの株式市場のオープンとともに、マーケットは急反転、そこから、24時まで、一本調子で円安が進んだ形になりました。

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チャート出所/GMOクリック証券

特に引けにかけては、長い陽線と、大き上ヒゲをつけて、日通し高値となる106.4円まで噴き上げており、ショートの買戻しが相当数入ったことが推察されます。

NYの株式市場の動向次第というのが大前提となりますが、ロンドンフィックスに向けては、特に最後の30分などは、一歩通行な動きが出やすくなりますので、その時間を目途にトレードを仕掛けるという戦略が考えられるかと思います。

ただ、この時間帯は、NYでも重要な経済指標や要人発言があり、乱高下することがありますので、その点は注意しておきたいところです。

そして、最後は、ニューヨークの引けにかけての値動きですが、週末を前にして、あまり大きな動きが出るということは多くありません。

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チャート出所/GMOクリック証券

逆に言えば、レンジ相場と見切って、逆張りトレードを仕掛けるには、絶好の時間帯とも言えます。

筆者は、金曜深夜のまったりした時間帯の中で、元気が残っているときは、狭いレンジで逆張りの売買を繰り返すといったこともあったりします。(ほとんどの場合、寝てしまっていますが・・・)

ただ、週末を前にして、最後の30分にかけて、ポジション調整などの動きで値が飛ぶことがありますので、その点は注意しておきたいところです。

まとめ

「FXのエントリーとポジションクローズを「時間軸」で考えてデイトレードする方法(金曜日編)」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

本記事が、FXでデイトレをしている方に少しでもお役に立てば、幸いです。

最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました!

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