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FXでドル・コスト平均法で投資をする方法と注意点

FXを利用して外貨投資をする方法には、様々な方法がありますが、その方法の一つに「ドル・コスト平均法」と呼ばれる方法があります。

ご存知のない方に簡単に説明させて頂きますと、毎月「定額」投資を行い、建て値を平準化するという方法で、相場環境によっては、ポジションを有利に作ることができたりします。

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今回は、そんな「ドル・コスト平均法」を利用して、FXで外貨積み立て投資をしようと考えている人のために、「投資をする方法と注意点」について説明していきたいと思います。

ドル・コスト平均法だから堅実とは限らない

いきなり、ドル・コスト平均法のデメリットからの説明となり恐れ入りますが、証券会社の社員やFPの方の中には、営業トークなのか、「ドル・コスト平均法」が、さもリスクが低く、堅実な投資法であるかのように説明される方がいらっしゃいますが、決してそんなことはありません。

確かに、上げ下げを繰り返すようなボックス相場であれば、注文価格が平準化され、結果的に、ドル・コスト平均法を利用して投資をすることが好結果につながることもあります。

下記は、豪ドル/円の1997年から2016年の長期チャートですが、長期的には、55円~105円の間を行ったり来たりしていまして、レバレッジに気を付けて、ドル・コスト平均法で積み立て投資(豪ドル買い円売り)を続けてきた人は、為替差益が”トントン”でも、少なくとも、その間に受け取ったスワップは、丸々、利益とすることができたはずです。

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チャート出所/GMOクリック証券

しかし、ドルスイスフラン(USDCHF)をドル・コスト平均法で積立投資(ドル買いフラン売り)してきた方は、少なくとも1996年から2016年までの20年間では、かなりの含み損を抱えているはずで、ドル買いで得られたスワップポイントも焼け石に水といった状態になっています。

下記はドルスイの1996年から2016年までの長期チャート。

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チャート出所/GMOクリック証券

つまり、ドル・コスト平均法は、一方的な上げ相場や下げ相場で逆張りする形でポジションを作ってしまうと、かなりの長期間、報われないということが普通に起こり得ることから、あらゆる相場環境で万能ということは決して言えません。

ちなみに、このドル・コスト平均法が報われないのは、為替のある通貨ペアに限ったことではなく、例えば、日本を代表する指数の一つである日経225でも1990年の高値から、ドル・コスト平均法で買い続けている人は、25年近く経過した2016年でも報われているかどうかは微妙・・という状況です。

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出典:Nikkei Stock Average -Federal Reserve Bank of St. Louis-

ドル・コスト平均法だからリスクが低く、堅実ということは決してないということがお分かり頂けるかと思います。

FXでドル・コスト平均法をするならメジャー通貨で分散

では、ドル・コスト平均法はFXでは利用することはできないのでしょうか?

筆者は決して、そんな風には思っていません。むしろ、FXはドル・コスト平均法を利用するのに最も適した投資対象の一つとすら考えています。

なぜなら、先進国通貨同士の通貨ペアは、長期で見れば、一定のレンジ内で推移している通貨ペアがほとんどだからです。

具体例をご覧いただきましょう。

下記は、為替市場で最も取引量が多い「ユーロドル(EURUSD)」の長期チャート(1996-2016年)ですが、アップダウンはあるものの、一方的なトレンドが長く続くように、為替レートは推移していません。

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チャート出所/GMOクリック証券

また、1996年から2016年の米ドル円も同じように長い期間で見てみますと、レンジ内で為替レートが推移しているに過ぎません。

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チャート出所/GMOクリック証券

ユーロ円も同様に、レンジ内で推移を続けています。

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チャート出所/GMOクリック証券

なぜ、こんなことが起こってしまうのでしょうか?

この3つの国(ユーロは経済圏)に共通しているのは、いずれも世界を代表する先進国同士の通貨ペアで、取引量が多く、かつ長期間に渡って低成長が続いているという点が挙げられます。

日本の低成長ぶりは、読者の方も十分、ご存知かと思いますので省略しますが、アメリカ、欧州ともに2000年以降は、GDPの潜在成長率は2%以下での推移が続いてるというのが現状です。

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参考/アメリカ経済の成長力 -内閣府-

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参考/欧州委員会

もちろん、この先、何かがきっかけで大きくGDPの潜在成長率が伸びたりすることがあるかもしれませんが、アメリカ、欧州、日本のような高度に成熟している先進国が再び、新興国のような高い成長率を達成するには、かなりのインパクトのあるイノベーションがないと難しいというのが現状ではないでしょうか。

そう考えますと、ドル、ユーロ、日本円のような先進国通貨同士の通貨ペアは、一定のレンジ内での値動きが続くことが予想され、ドル・コスト平均法を実践する外貨投資の対象としては、ふさわしいのではないかというのが筆者の見解です。

ちなみに、その3つの通貨の信認性の高さを担保するものには、IMFが加盟国の準備資産を補完する手段として、1969年に創設した国際準備資産のSDRがあります。(SDRは定期的に見直しが行われることになっていまして、下記は2016-2020年の内訳。)

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期間2016-2020
米ドル41.73%
ユーロ30.93%
人民元10.92%
日本円8.33%
イギリスポンド8.09%

(参考/特別引出権(SDR)-IMF-)

また、できれば、スワップ金利が付与される通貨でドル・コスト平均法を利用して、外貨投資をしたいという方は、豪ドルやNZドルまでに留めておいた方が長期的には無難かと思います。

下記は、各国のソブリン債格付けを表にまとめたものになりますが、オーストラリアとニュージーランドのソブリン債の格付けは、世界的に見ても高い評価を受けていることから、長期的には比較的、安心して積み立てによる投資を行うことができるかと思います。

国名(2016年12月)ムーディーズS&Pフィッチ
 ドイツ  Aaa AAA AAA 
 オーストラリアAaa AAA AAA 
 スイスAaa AAA AAA 
 カナダAaa AAA AAA 
 米国Aaa AA+ AAA 
 ニュージーランドAaa AA AA 
 英国 Aa1 AAAAA+
 フランス  Aa2 AA AA 
 韓国Aa2 AA- AA- 
 中国Aa3 AA- A+ 
 日本A1 A+ 
 メキシコA3 BBB+ BBB+ 
 スペイン  Baa2 BBB+ BBB+ 
 イタリア  Baa2 BBB- BBB+ 
 南アフリカBaa2 BBB- BBB- 
 トルコBaa3 BB+  BBB- 
 ロシアBa1  BBBBB- 
 ブラジルBa2  BB  BB  
 ギリシャ  Caa3  B-  CCC  

まとめとFXでドル・コスト平均法を実践できるFX会社について

FXでは、多くのFX会社が最低取引単位を1万通貨に定めておりまして(米ドル@1ドル100円の場合、レバレッジ1倍なら100万円が必要)、ドル・コスト平均法でレバレッジを低くして運用を行うには、資金的なハードルが高いという課題を抱えている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、そんなユーザーの声に応えるべく、ドル・コスト平均法による外貨の小額積立投資が出来る有力FX会社が2社ありまして、それがSBI FX TRADE(「1ドル単位」から外貨投資が可能)とマネーパートナーズ(100通貨単位から外貨投資が可能)になります。

これから、ドル・コスト平均法によって、FXで外貨投資を始めてみたいという方の参考にして頂ければと思います。

最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました!

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