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ユーロ/ドルの為替相場を米国の利上げ・利下げからサイクル分析で予想する方法

1999年からのユーロ、その前身とも言えるドイツマルクを一つの連続した通貨と見立て、また、各国の為替レートに大きな影響を与える米国の政策金利(利上げ・利下げ)をベースにサイクル分析を行い、ユーロ/米ドル相場の今後を予想する方法について説明してみたいと思います。

では、早速見ていきましょう。

米国の利上げとユーロドル相場

早速ですが、まずはアメリカのFFレートとユーロ/ドル、ドイツマルク/米ドルの長期チャートをご覧ください。

FFレートは1954年から2016年2月までの長期チャートになります。

us_ffrate

出典/セントルイス連銀-Effective Federal Funds Rate-

続いて、ユーロ/ドル、マルク/米ドルの長期チャートをご覧ください。

mark

出典/セントルイス連銀-Germany / U.S. Foreign Exchange Rate-

ドイツマルクのチャートは1970年からユーロに統合される直前の1998年12月31日までのデータを抽出しています。

euro

出典/セントルイス連銀-U.S. / Euro Foreign Exchange Rate-

ユーロのチャートは1999年から2016年2月26日までのデータを抽出しています。

では、それぞれをもう少し詳しく見ていきましょう。

米国の利上げとドイツマルク/米ドルとユーロ/米ドル相場のサイクル

アメリカの利上げとドイツマルク相場、ユーロドル相場の関係を見ていくために、まずは米国が過去に行った利上げと利下げについて時系列で確認しておきたいと思います。

1971年から直近の2015年の12月の利上げ開始まで、アメリカが行った利上げ開始時期と利下げ開始時期は下記の通りとなっています。

米国の利上げ開始時期米国の利下げ開始時期
1973年1月1974年12月
1977年9月1980年5月
1980年9月1981年11月
1984年4月1984年11月
1987年9月1990年10月
1994年2月1995年7月
1997年3月1998年9月
1999年6月2001年1月
2004年6月2007年9月
2015年12月-

このうち、アメリカが高いインフレに悩んでいた1980年から1984年を例外期間として調整(除外)し、そして利上げとドイツマルク/米ドルの関係をチャートにしたものが下記になります。

緑の丸が利上げ開始、青色の丸がマルク/米ドルのボトム(マルク安米ドル高)を指しています。

1970-1998_ffrate_mark

続いて、1999年以降の米国の利上げとユーロ相場についても見てみましょう。

1999_2016_euro_ffrate

2004年のときは、アメリカが利上げを行った6月から2004年の12月までユーロ高が続いたものの、その勢いは続かず、2005年の11月に結局、アメリカが利上げに踏み切った水準まで”行って来い”となり、ユーロ安米ドル高のボトムをつけました。

マルク/米ドル、ユーロ/米ドルの過去の利上げと為替レートの関係から窺えるサイクルは

〇アメリカが利上げを行うと、遅くても半年以内にユーロ安/米ドル高に転じる。

〇そして、数年内に利上げを行った水準を下回るユーロ安米ドル高が起こる

〇ただし、米国がFFレートで10%を超える水準にあるときは、このサイクルは機能しない

ということになります。

米国の利下げとドイツマルク/米ドルとユーロ/米ドル相場のサイクル

では、続いて利下げとマルク/米ドルとユーロ/米ドル相場についてみていきたいと思います。

おさらいもかねて、1971年から直近の2015年の12月の利上げ開始まで、アメリカが行った利上げ開始時期と利下げ開始時期を確認しておきましょう。

米国の利上げ開始時期米国の利下げ開始時期
1973年1月1974年12月
1977年9月1980年5月
1980年9月1981年11月
1984年4月1984年11月
1987年9月1990年10月
1994年2月1995年7月
1997年3月1998年9月
1999年6月2001年1月
2004年6月2007年9月
2015年12月-

このうち、アメリカが高いインフレに悩んでいた1980年から1984年を例外期間として調整(除外)し、そして利下げとドイツマルク/米ドルの関係をチャートにしたものが下記になります。

赤い丸が利下げ開始、青色の丸がマルク/米ドルの天井(マルク高米ドル安)を指しています。

risage_1970-1998_ffrate_mark

続いて、1999年以降の米国の利下げとユーロ相場についても見てみましょう。

risage_1999_2016_euro

マルク時代、そして、ユーロへと変わった後も、アメリカが利下げを行うと、半年から1年以内にマルク高/米ドル安、ユーロ高米ドル安の天井をつけていることが、そのほとんどで確認できます。(※唯一、上記のサイクルが確認できなかったのは、マルクからユーロへの移行期間である1998年9月に米国が行った利下げのとき)

こうしたサイクルが起こる背景としては、おそらく、アメリカがユーロに先駆けて利下げを行う形で、米ドルが売られるものの、その後、ユーロが利下げに追い込まれて、今度はユーロが売られるといった流れになっているのではということが推察されます。

マルク/米ドル、ユーロ/米ドルの過去の利下げと為替レートの関係から窺えるサイクルは

〇アメリカが利下げを行うと、長くとも1年以内にユーロ安/米ドル高に転じる。

〇ただし、米国がFFレートで10%を超える水準に達するときは、このサイクルは機能しない

ということになります。

まとめ

「ユーロ/ドルの為替相場を米国の利上げ・利下げからサイクル分析で予想する方法」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

ユーロ/米ドルは、為替市場で取引される通貨としては最も取引ボリュームが大きく、そして、日本でもFXでトレード対象とされているトレーダーの方も少なくありません。

そんなユーロ/米ドルを中長期でトレードするときの、一つのヒントになればと思い、記事を執筆いたしました。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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