FX会社により口座開設までにかかる時間はマチマチというのが実情ですが、申し込みをするときに最短で開設できるようにするための準備や注意点も存在します。
そこで、今回は1秒でも早くFX口座を開設するための方法と注意点について見ていきたいと思います。
最短開設にはスマホまたはPCからのオンライン申込みは必須
当サイトの編集部のスタッフが実際に幾つかの会社に口座開設を同時に申し込みを行ってみて分かったことは、FX口座開設を最短で行うための必須条件は、FX会社での口座開設申請をスマホまたはPCで申請することです。
書面でのやり取りをすると、それだけで最短での口座開設は難しくなります。
下はFX口座の開設申し込みから、実際にトレードするまでの流れを説明したイメージですが、申請方法を間違えてしまうと、大きく時間をロスしてしまうことが分かります。
大手のFX会社は最短で1営業日!狙い目は週の前半
そして、次のポイントとして、挙げられるのは申し込む曜日です。
金曜日の午後に申し込んだりすると、どんなに早く口座開設ができても、週末の土日を挟んで、翌週の月曜日の午後以降か、あるいは火曜日になってしまいます。
ところが、月曜日の朝一番で申し込むと早ければ、火曜日の夕方に口座開設が完了という最短スピードでFX口座の開設を行うことができます。
DMM FXやGMOクリック証券
といった大手のFX会社であれば、最短1営業日で開設が可能です。
実際に口座開設を行うと、下のような封筒で口座開設完了の通知とともに、ログインIDとパスワードが届きます。
最短でFXの口座開設を行うのであれば、週の前半に口座開設の申し込みを行うことをおすすめします。
本人確認書類と審査条件について
先ほど、FX口座開設を最短で行うには、スマホまたはPCからの申し込みが必須ということを説明させて頂きましたが、その理由は本人確認書類にあります。
本人確認書類とは何かと言いますと、FXの口座開設にあたって紛れもなく本人からの申し込みであることを確認するための書類で、免許証、パスポート、住民基本台帳カード、住民票のコピー、健康保険証などがそれに充当します。
スマホで免許証などを撮影して送るだけでいいので、スマホの場合はあっという間に終わります。
撮影する写真については、ピンボケしないように注意する必要があります。
また、画像のファイル形式やサイズなどについては、DMM FXでは下記の通り定めています。
内容 | |
---|---|
ファイル形式 | png,bmp,gif,tif,tiff,jpg,jpeg,pdf |
ファイル容量 | 1ファイル3MB以下 |
解像度 | VGA(1024×768)以上での撮影を推奨。 |
健康保険証などで本人確認書類を送る場合の注意点
免許証やパスポートがなくて、健康保険証などで本人確認書類を送るときには注意点が一つあります。
それは、住所・氏名・年齢が分かるように撮影して、FX会社に送らなくてはいけないということです。
本人の氏名と住所、年齢の記載がない健康保険証の場合、本人確認書類として認めてもらえませんので注意が必要です。
また、現在持っている健康保険証に氏名や住所の記載がない場合は、違う方法を考える必要があります。
住民票のコピーと住民基本台帳カードについて
住民票のコピーは、今はどこに住んでいても取り寄せることができますので、免許証、パスポート、健康保険証では本人確認書類が用意できない場合は、一番、手っ取り早い方法になるかと思います。
また、住民基本台帳カードですが、こちらは取得するまでにかなりの手間がかかりますので、すでに持っている人を除きますと、最短でFX口座を取るために住民基本台帳カードを取得するというのは時間がかかりすぎてしまいます。
マイナンバーの提出について
2016年から本格的な運用が開始したマイナンバー制度ですが、FX口座を開設するときは、マイナンバーの提出が必須となっています。
写真やコピーなどで提出すればOKです。
FX口座開設の審査について
FX口座の開設を最短で行うには、口座開設のための審査も最短でクリアする必要があります。
FX口座開設の審査は主婦や学生でも通ることから、過剰な心配は必要ありませんが、入力項目の「金融資産」や「投資経験」、「投資目的」などは、チェックされています。
嘘を書いたりすることが厳禁なことは当然ですが、過少申告したりする必要はありません。
審査条件について詳しく知りたいという方は、「主婦や無職でも通る?!FXの口座開設の審査基準について」の記事もどうぞ。