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FXと株式投資ってどっちがいいの?FXと株式投資を徹底比較!

FXと株式投資のどちらかで、これから資産運用をはじめてみたいと考えていたり、あるいは、どちらかは運用経験があるけど、一方では運用経験がないという人にとって、「FXと株式投資ってどっちがいいの?」というのは、ごく自然に沸いてくる疑問ではないでしょうか。

そこで、今回は投資歴20年を超えるベテラン投資家(株からはじめて今はFX一本)から、FXと株式投資の”両刀”トレーダーまでを擁する当サイトの編集部が総力を挙げて、FXと株式投資を徹底比較してみました。

では、早速見ていきましょう。

FXと株式投資どちらがいいかは究極的にはその人の性格や考え方次第

これから、FXと株式投資のどちらがいいのかという説明をしていきたいと思いますが、その前にズバリ、結論から申し上げますと、当サイトでは、究極的にはどちらが向いているかは、本人の性格や哲学で決まると考えています。

実際に、投資で大成功を収めている人の中には、株式とFXの両方を実践して株式を選ぶ人もいれば、その逆で、FXを選択する人もいます。(もちろん、両方を行っているという人も)

つまり、株式投資とFXそれぞれに、各個人それぞれの相場に対する相性とも言うべき要素があり、その相性の良さを決めるのが、その人の性格や考え方になってくるかと思います。

では、そうした点を踏まえて、まずは、編集部で、FXと株式投資の違いを一覧としてまとめた下記の表をご覧ください。

 FX株式
運用をはじめるまで簡単個別銘柄への投資は難しい
取引対象少ない多い
どちらが儲かる?トレード方法次第トレード方法次第
金利または配当収入1日単位で収入を得ることが可能・権利確定日に保有していれば配当収入有り
・毎月分配型は手数料など不利な点が多い
投資対象の消失(倒産)リスクほぼゼロ個別銘柄では倒産リスク有り
取引コスト(スプレッド含む)安いFXに比べると高い
レバレッジ個人は最大25倍信用取引で約3倍
値動き小さい大きい
資金効率トレード方法次第トレード方法次第
インサイダーなしあり
取引時間24時間/土日以外は祝日でも取引可能原則9時~15時(一部で夜間取引も可能)
取引方法売り注文・買い注文の両方可能信用取引であれば、売り注文・買い注文の両方可能
取引期限期限の定めなし現物はなし。信用取引はあり。
元本以上の損失を抱えるリスク低い信用取引の場合、高い
信託保全全額または一部信託保全が義務付け全額または一部信託保全が義務付け

順番に見ていきたいと思います。

運用の難しさは株式の個別銘柄投資が最も難しい・・

運用の難しさという点でFXと株式投資を比較してみますと、まず、最も簡単なのは、日経225やS&P500のような誰でも知っているような代表的なインデックスファンドやETFなどに投資を行って、バイアンドホールドという方法になるかと思います。

この方法は、日経平均やS&P500に組み入れられた銘柄の”中身に関係なく”、指数そのものを買う形になりますので、ほとんど運用について、あれこれと考える必要はないでしょう。

ただ、指数取引も、近年はレバレッジETFやオプションやデリバティブ取引を組み込んだETF、特化型ETFなど様々な種類が登場し、指数取引の対象が”多すぎて”、何を選べばいいのか分からないといった難しさが人によってはあるかと思います。

そして、さらに難易度が高いのが個別銘柄への投資です。

国内だけでも、東証一部、マザーズ、ジャスダックに上場している銘柄は数千単位に上りますし、また、海外に目を転じると、それこそ無数ともいえる銘柄数があり、業界研究、個別銘柄の研究などをする手間や時間など、投資するまでのハードルはかなり高いと言えるかと思います。

では、FXはと言いますと、取引の対象となるようなメジャー通貨ペアはせいぜい10通貨ほどで、投資対象が限られているというだけでも、運用のハードルはぐっと下がっています。

また、投資において大切な「相場観」を作るという意味では、FXは、個別銘柄への投資に比べて、投資に必要となる情報も得やすく(中央銀行の金融政策、国全体としての経済の動向など)、そういった意味でも運用のハードルは低いと言えます。

FXと株式投資、どちらが儲かる?

FXと株式投資のどちらが儲かる?という点については、大きく分けて2つの見方ができます。

一つは、FXのスワップ金利や毎月分配型ファンドのような毎月コツコツと儲けたい場合と、もう一つはトレーディングで大きな利益を狙いたい場合です。

順番に見ていきましょう。

FXと株式投資、どちらが儲かる?~毎月コツコツ派の場合~

元本を増やしたいというよりは、元本を利用して、毎月あるいは1年ごとに、株式やFXで資産運用を行って、儲けたいという場合、それぞれで考えられる選択肢としては、配当収入狙いの個別銘柄投資や毎月分配型ファンドへの投資、そしてFXでは2国間の金利差を利用したスワップ金利狙いのトレードということになるかと思います。

個別銘柄の年間配当は、2~3%といった水準が一つの目安で、保有している銘柄が配当を続けている間は、その配当を年1~2回受けることができます。

ただ、配当を受けるための株式の現物投資では、レバレッジをかけることができませんので、配当収入を増やそうと思うと、元手となる投資用資金を増やすしかありません。

例えば、資金1,000万円で年間3%利回りで得られる月間の収入は2万5千円程度ということになります。

また、個別銘柄への投資の場合は、倒産リスクや無配や減配といった業績悪化リスクがありますので、その点は考慮しておく必要があるかと思います。

そして、株式投資のもう一つの選択肢である毎月分配型ファンドへの投資ですが、こちらもレバレッジをかけることができないため、資金はそれなりに必要になります。

そして、毎月分配型ファンドで一番のネックは、証券会社などへの手数料が高いという点です。

この点を除けば、毎月分配型ファンドへの投資は”それなりに”儲かるということになるかと思いますが、組み入れ銘柄が倒産したり、業績が悪化すると基準値割れが発生しますので、その点については個別銘柄と同じようなリスクを抱えています。

では、FXのスワップ金利狙いのトレードは言いますと、レバレッジを利用できるため、金利収入もそれに応じて、増やすことができます。(スワップ派と呼ばれるトレーダーで、その中でもより保守的なトレーダーでも、1.5倍~2倍のレバレッジを使い、スワップ金利収入を1.5~2倍近くにしている人は少なくありません)

そして、リスクという意味ではFXの場合は、投資対象が国の通貨になりますので、一つの企業や企業群などの投資対象の消失(倒産)リスクとは、比べものになりません。

ただし、FXのスワップ狙いのトレードの場合、各国の金利変動リスクがありますので、その点はリスクになるかと思います。

参考/FXにおけるスワップポイントのまとめ

毎月、コツコツと利益を稼ぎたいということであれば、収益性、資金効率、取引コスト、リスクなども考慮しますと、FXの方が儲けやすい環境にあるということになるかと思います。

FXと株式投資、どちらが儲かる?~大きく稼ぎたい場合~

では、続いてより大きな利益を目指す場合について見ていきたいと思います。

具体的に、それを実現する方法としては、FXでは為替変動による利益、株式投資では株式売買による利益のことになります。

では、トレードで利益上げる環境は、どちらが有利なのかということを、ざっくりとイメージするために、下のような計算式で全体像を掴んで行きたいと思います。

レバレッジ×値動き×取引時間×トレード回数×取引コスト

順番に見ていきましょう。

〇レバレッジ×値動き

FXではレバレッジを25倍まで上げることができますが、ある通貨ペアが株式のように、一日で±10%近く変動するということは、ほとんどありません。

一方、株式の方は、信用取引でかけられるレバレッジはせいぜい3倍程度になりますが、個別銘柄やレバレッジETFでは、一日で±10%近く変動したりすることも決して珍しくありません。

この点については、正直申し上げまして、どちらに有利・不利はないかと思います。

では、取引できる時間、トレード回数、取引コストはどうでしょうか?

〇取引時間×トレード回数×取引コスト

株式のトレードは基本的に9~15時で、トレード回数もその時間帯がメインとなり限定的です。(夜間取引などもありますが、流動性は低い)

一方、為替相場は土日以外は24時間、市場がオープンしておりまして、日本が祝日でも相場は動いていることがほとんどです。(FXでは、日本の夜に開いているロンドンタイムやNYタイムの方が東京タイムより、むしろ流動性が高く、マーケットが動きやすい)

そして、取引コストについては、FXが圧倒的に有利という状況です。

例えば、FXで国内1、2位を争っているDMM FXGMOクリック証券で必要となる取引コストは、実質、スプレッドのみで、例えば、ドル/円を1LOT=1万通貨取引して必要となるコストは、たったの30円に過ぎません。

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一方、株式取引でレバレッジをかけることができる信用取引で100万円以上の取引を行うと、1回あたり最も安い証券会社でも100円近くの手数料、そして、貸株の金利手数料が取引コストとして掛かってきますので、FXが圧倒的に有利になっています。

では、改めて、先ほどの計算式を眺めてみますと・・・

レバレッジ×値動き×取引時間×トレード回数×取引コスト

レバレッジ×値動きでは、FXと株式投資では、ほぼ互角ですが、取引時間×トレード回数×取引コストという部分で有利なFXの方が、より「儲けやすい」環境は揃っているということが言えるかと思います。

元本以上の損失リスクについて

では、続いてFXと株式投資の元本損失リスクについて見ていきましょう。

FXでは、値動きが株式ほど大きくないこと、24時間いつでもポジションが決済できること、そして必要証拠金(維持率100%)を割り込んだ後の強制決済や、証拠金維持率50%割れによる自動ロスカットがあるため、よほどのことがない限りは、元本以上の損失を抱えることはありません。

元本以上の損失を抱える最も典型的なパターンは、為替相場が休場となる週末に、想像をはるかに超えるような事態が発生し、月曜の市場オープンのときに、大きく為替レートが飛んだときがそれになります。

一方で、株式投資の場合は、レバレッジの上限は低いものの、値動きが激しいこと、ポジションを決済できるのが市場が開いている9~15時に限定されていること、ポジションが一方に殺到したときは、決済したくても数日間決済できないといった理由から、元本以上の損失リスクを抱える可能性は決して低くありません。

株の信用取引では、「買いは家まで、売りは命まで」という言葉があるほどで、いかに株の信用取引が元本以上の損失を発生しやすいかということがお分かり頂けるかと思います。

実際に、筆者も過去に、新興市場の信用取引で、元本以上の損失を抱えそうになったことがありますが、それに比べると、FXの元本以上の損失リスクは、かなり限定的と言えるかと思います。

まとめ -利益の源泉はどこから?-

ここまで、FXと株式投資を様々なポイントで比較してきましたが、いかがでしたでしょうか。

相場環境という意味では、FXがかなり有利であることがお分かり頂けたかと思います。

トレードをするという意味では、FXがおすすめである点がとても多いのですが、それでも、冒頭で、当サイトの編集部が「FXと株式投資どちらがいいかは究極的にはその人の性格や考え方次第」と結論付けた理由についても説明しておきたいと思います。

それは、株式投資の利益の源泉は企業が生み出した利益から生み出される配当や、企業価値の上昇であるのに対して、FXでは、2国間の金利差や為替レートの変動による利益で、本質的には「ゼロサムゲーム」にという側面があるからです。

つまり、FXは株式に比べて、投資という”色合い”がやや弱いのです。

もちろん、FXは見方を変えれば、例えば円を売って外貨を買うといったトレードは、外貨投資という側面もないわけではありませんが、外貨への投資という目的でFXをしている人は、極めて限定的と感じるのは筆者だけではないはずです。

とは言え、儲けやすい環境で資産運用をするのは、資本主義では極めて自然な経済行為であることは、筆者が説明するまでもないことかと思います。

最後になりましたが、本記事を執筆した筆者は、20年以上の投資経験がありますが、現在は株式投資10%、FXが90%という状況で資産運用を行っています。

「株式投資とFX、どっちがいいのか?」ということを考えている読者の方に、本記事が少しでもお役に立てれば、幸いです。

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