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ポンドドルを月別で20年間分析!ポンド高・ポンド安の回数・変動幅・最大変動幅のまとめ(1997-2016年)

ポンドドルが1年間のうち、最も大きく動きやすい1ヶ月って何月?

ポンドドルが過去20年間で、最も動いた1ヶ月って?

ポンドドルがポンド高に動きやすい月、ポンド安に動きやすい月ってあるの?

FXでポンド・ドルをトレードしている人の中には、こんな風に「月単位」での動きに興味のある人もいるのではないでしょうか。

そこで、今回はポンドドルが過去20年間、月単位でどんな値動きをしてきたのかということを見ていきたいと思います。

早速、見ていきましょう。

1997年-2016年の20年間でポンド・ドルが最も大きく動きやすいのは「4月」と「1月」

下記は、1997年から2016年の月足チャートになります。

gbpusd19972017

データ出所/GMOクリック証券

そして、上記のチャートをもとに、1月から12月の月単位の高値と安値を取り出し、さらに、その20年平均を割り出してみたのが、下記の表になります。

1997~2016年のポンドドル相場平均変動幅平均変動率
1月0.071444.3%
2月0.05973.7%
3月0.05753.5%
4月0.06654.6%
5月0.069184.2%
6月0.066344.1%
7月0.05823.6%
8月0.06794.1%
9月0.06794.1%
10月0.06934.2%
11月0.06544.0%
12月0.05983.7%

ご覧いただきますと、お分かりの通り、平均変動率のトップは「4月」、平均変動幅のトップは「1月」になっていまして、その後は”ダンゴ状態”であまり差はないという状況です。

「1月」が大きく動く背景ですが、こちらはユーロ同様(ユーロも年間で最も動きやすいのは「1月」)、欧米勢の多くの企業が新年度入りの月で、かなり欧米勢からの売買が持ち込まれることが予想され、そうした影響が出ているものと考えられます。

参考/ユーロドルを月別で20年間分析!ユーロ高・ユーロ安の回数・変動幅・最大変動幅のまとめ(1997-2016年)

ただ、「4月」については、第2クォーターのスタート月ではあるものの、これといったファンダメンタルズ的な観点からの要因は見つけにくく、ポンド特有の値動きと言えるかと思います。

ボラティリティが上がるという意味では、新年度相場の1月、そして春の4月と5月あたりは、ポンドドルをトレードする大きなチャンスと言えそうです。

1997年-2016年の20年間でポンドドルが最も大きく動いたのは2008年10月

では、続いては、ポンド・ドルが1997-2016年の20年間のうち、最も大きく変動した年を月単位で見てみましょう。

1997~2016年のポンドドル相場最も値動きが大きかたっときの値動き(高値と安値)最も値動きが大きかたっときの変動率(高値と安値)
1月1.53720⇒1.35020(ポンド安/2009年)12.2%
2月1.49850⇒1.40500(ポンド安/2009年)6.3%
3月1.36540⇒1.47770(ポンド高/2009年)7.6%
4月1.45655⇒1.54976(ポンド高/2015年)6.1%
5月1.47500⇒1.61980(ポンド高/2009年)9%
6月1.50155⇒1.31202(ポンド安/2016年)12.7%
7月1.67400⇒1.57760(ポンド安/2003年)5.8%
8月1.98400⇒1.81700(ポンド安/2008年)8.5%
9月1.56150⇒1.67550(ポンド高/2003年)6.9%
10月1.78720⇒1.52610(ポンド安/2008年)14.7%
11月1.63980⇒1.45540(ポンド安/2008年)11.3%
12月1.57200⇒1.43500(ポンド安/2008年)8.8%

ご覧いただきました通り、過去20年のポンド・ドルの動きの中で、最も大きく動いたのは、あの有名な「リーマンショック」が起こった2008年10月で、値幅にして1ヶ月で「0.2611」、変動幅で「14.7%」という激しい値動きとなっています。

また、2008年については、その後の「11月」「12月」もそれぞれ、「11.3%」と「8.8%」の下落をしていまして、さらに、2009年の「1月」と「2月」も「12.2%」と「6.3%」と引き続きポンドは売られ続けて、5ヶ月連続で最も大きく動いたという、まさに、歴史的な大相場となりました。

そして、「10%」を超えるような大きな値動きに発展するケースが、ほとんどの場合、「ポンド安」であるということも注目ポイントと言えるかも知れません。

リスク回避的なドル高ポンド安が起きるときは、かなりのスピードと爆発力があるということを頭に入れておきたいところです。

また、見方を変えますと、ポンドドルのトレードで大きな値動きを”モノ”にするためには、ドル買いポンド売りのポジションを狙う方が確率が高いということが言えるかと思います。

1年間でポンドドルが最もポンド安に動きやすいの「5月」と「8月」、ポンド高に動きやすいのは「4月」

では、続いてご覧いただくのは、1年の中で、どの月がポンド高になりやすいのか、ポンド安になりやすいのかというデータになります。

集計方法は至ってシンプルな方法で、過去20年のポンドドルの月単位での始値と終値を取り出して、その月がポンド高だったのか、あるいはポンド安だったのかを計測して、その累計回数をカウントしてみるというものになります。

そして、それをまとめたものが、下記の表になります。

1997~2016年のポンドドル相場ポンド安ポンド高
1月13回7回
2月9回11回
3月8回12回
4月5回15回
5月15回5回
6月7回13回
7月13回7回
8月15回5回
9月8回12回
10月10回10回
11月13回7回
12月10回10回

まず、過去20年間で、最も月単位でポンド安で終わることが多かったのが「5月」と「8月」でした。

しかも、その確率が、20年中15年という高確率でポンド安が起こっているというのは、かなり注目に値するポイントと言えるのではないでしょうか。

ちなみに、ドル円相場も1年のうち、もっとも円高に動きやすいのは、「8月」になっていまして、8月相場のドル買いは、相場全体でも目立った傾向の一つとなっています。

参考/ドル円を月別で20年間分析!円高・円安の回数・変動幅・最大変動幅のまとめ(1997-2016年)

また、先ほど1年の中で最も大きく動きやすい月として紹介した「1月」も高い確率でポンド安が起こっていまして、ポンドをショートする”狙い目”の1ヶ月と言えるかも知れません。

一方、ポンド高の方では、こちらも先ほど1年の中で最も大きく動きやすい月として紹介した「4月」がトップにランクしておりまして、ポンド買いトレードをするタイミングとしては、興味深い1ヶ月になっています。

もしかすると、「4月」にはポンド買いに繋がる”実需勢”の動きが背景にあるのかもしれません。

まとめ

「ポンドドルを月別で20年間分析!ポンド高・ポンド安の回数・変動幅・最大変動幅のまとめ(1997-2016年)」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

今回の考察が、少しでも読者の方のトレードのヒントになれば幸いです。

それぞれの月のデータをもっと詳しく知りたいという方は、月別の動向をまとめて記事をご用意しておりますので、そちらを参考にしていただければと思います。

参考/ポンドドルの1月相場はポンド高?ポンド安?1997年から2016年までの変動幅・変動率のまとめ

参考/ポンドドルの2月相場はポンド高?ポンド安?1997年から2016年までの変動幅・変動率のまとめ

参考/ポンドドルの3月相場はポンド高?ポンド安?1997年から2016年までの変動幅・変動率のまとめ

参考/ポンドドルの4月相場はポンド高?ポンド安?1997年から2016年までの変動幅・変動率のまとめ

参考/ポンドドルの5月相場はポンド高?ポンド安?1997年から2016年までの変動幅・変動率のまとめ

参考/ポンドドルの6月相場はポンド高?ポンド安?1997年から2016年までの変動幅・変動率のまとめ

参考/ポンドドルの7月相場はポンド高?ポンド安?1997年から2016年までの変動幅・変動率のまとめ

参考/ポンドドルの8月相場はポンド高?ポンド安?1997年から2016年までの変動幅・変動率のまとめ

参考/ポンドドルの9月相場はポンド高?ポンド安?1997年から2016年までの変動幅・変動率のまとめ

参考/ポンドドルの10月相場はポンド高?ポンド安?1997年から2016年までの変動幅・変動率のまとめ

参考/ポンドドルの11月相場はポンド高?ポンド安?1997年から2016年までの変動幅・変動率のまとめ

参考/ポンドドルの12月相場はポンド高?ポンド安?1997年から2016年までの変動幅・変動率のまとめ

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