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FXで「ジリ安」相場でトレードする戦略と注意点とは?

FXには様々な相場展開がありますが、中でも、ジリジリと値を下げていく「ジリ安」相場と呼ばれる相場展開があります。

そこで、今回は「ジリ安」相場とは、一体どういった相場展開のことを指していいるのか、そして、ジリ安相場でトレードするときの戦略と注意点などについて説明していきたいと思います。

早速、見ていきましょう。

ジリ安相場とは?

そもそもジリ安相場とは一体、どんな相場展開のことを指しているのでしょうか?

早速、具体例でご覧ください。

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チャート出所/GMOクリック証券

上記は2015年12月から2016年1月にかけて、続いたドル円チャートでのジリ安相場で、途中上げそうになると、すかさず売りが入り・・、再び上げそうになると、すかさず売りが入り・・と、ジリジリと値を切り下げているのがお分かり頂けるかと思います。

上記のように、上げそうで上げない、かといって、急激に下落するわけでもなく、ズルズルと下げていく相場展開のことをジリ安相場と呼びます。

どんなときに、ジリ安相場は起こりやすい?

ジリ安相場が起こる背景には、様々な見方がありますが、FXでは、その原動力となるのは、ロングの返済売りというパターンが少なくありません。

例えば、先ほどご紹介したドル円チャートをもう少し前からご覧いただきますと、ジリ安相場が起こる前にドル円の上昇とレンジ相場があったことが確認して頂けるかと思います。

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チャート出所/GMOクリック証券

上記のように数ヶ月に渡る上昇相場の後、もみ合いが続くレンジ相場に入りますと、状況にもよりますが、ドル円のロングが、かなり蓄積されていることがあります。

そこに、ジリッジリッと相場が下げ出すと、それまでに蓄積されていたロングが徐々にマーケットで投げられるようになってしまい、上値を抑える要因となり、ジリ安相場が続くということになります。

では、実際の動きはどうだったのかを通貨先物取引サービスを展開するCMEグループが公表しているシカゴ投機筋のポジションを見てみましょう。

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データ出所/CME GROUP

上記がその建て玉の推移になりまして、下記が2015年11月から2016年1月前後のドル円ロングの推移になります。

 ドル買い円売りポジション前週比
15/11/1711308611117
15/11/24107613-5473
15/12/01106129-1484
15/12/0894450-11679
15/12/1563881-30569
15/12/22680444163
15/12/2962234-5810
16/01/05633681134
16/01/1253119-10249
16/01/1946832-6287
16/01/2642602-4230

ご覧いただきました通り、全般的にドル円のロングは急減していまして、ジリ安相場での売り圧力となっていたことが分かります。

また、途中でドル買い円売りが増える場面がありますが、結局、それも相場が上げそうで上げないために、新たなる売り圧力となってしまっていることも確認できます。

つまり、ジリ安相場は、上昇相場とその後のレンジ相場などで、上昇トレンドの余韻が残る中、マーケットとしては、上がりそうだけど、なかなか上がらないときに起きやすいということが言えるかと思います。

ジリ安相場でのトレード戦略と注意点

では、ジリ安相場の概要を踏まえたところで、今度はトレード戦略と注意点について見ていきましょう。

ジリ安相場では、新規のロングが入るものの、ジリッジリッと返済売りによる下げトレンドが”しつこく”入ってくる傾向にあることから、最も注意しなくてはいけないのは、安易なロングです。

例えば、先ほどのドル円のチャートで行きますと、ジリ安相場の途中にやってくる“踊り場”で安易にロングを入れたりすると、その後に損切りの返済売りを強いられてしまうということが少なくありません。

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チャート出所/GMOクリック証券

ジリ安相場とは言え、相場が下落基調にあるときに買い向かうのは、リスクが高く、損失の値幅こそ限られているものの、ジリジリと損失が拡大していくのを見るのは、精神衛生上もあまりよくないため、安易なロングには十分、注意したいところです。

では、ジリ安相場での戦略には、どんなものがあるかを見ていきましょう。

まずは、オーソドックスな戦略になりますが、長い上ヒゲを確認できたところやサポートラインのブレイクなどの”節目”で、少しづつ売りでエントリーを行い、ポジションを徐々に増やしていく「ピラミディング」という戦略です。

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チャート出所/GMOクリック証券

ジリ安相場になるかどうかは後で振り返ってみなければ分からないことなので、いきなり売りで大きなサイズでエントリーするよりは、まずはサイズを落としながら、打診売りのような形で売りポジションを段階的に作っていくのが妥当な戦略になるかと思います。

なお、利益確定については、逆に長い下ヒゲを確認できるところだったり、あるいは、1週間や1ヶ月といった期間や下落の値幅など、好みで決めて頂ければと思います。

ジリ安相場の終焉を待ってロングでトレードするという手も

先ほど、ジリ安相場で安易なロングは危険という説明を致しましたが、ただ、ジリ安相場もいつまでも続くわけではなく、そして、そんなジリ安相場の終焉を待ってロングを入れる戦略は、ときとして、大きな収益チャンスとなったりすることがあります。

例えば、先ほどのドル円相場のケースで見てみますと、ジリ安相場の終焉後に起こった急落相場では、わずか2週間程度で、それまでの約1ヶ月分の下げの大半を戻すことに成功しています。

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チャート出所/GMOクリック証券

そのときの相場環境によっても異なりますが、ジリ安相場の背景にあるのが、ロングの返済売りが主体であるということは、裏を返せば、ピュアな「売り手」も限られているとも言えることになりますので、ロングの返済売りの勢いがなくなった先に待っているのは、相場の急反騰であることが少なくありません。

ただ、中長期トレンドが円高トレンドを形成している場合は、そのリバウンド相場もその後、しばらくすると”帳消し”されることになりますので、中長期的な基調の見極めと短期的な相場観など複数の視点から、トレードすることが重要になってきます。

まとめ

「FXで「ジリ安」相場でトレードする戦略と注意点とは?」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

実際のドル円のチャートやシカゴの投機筋のポジションなどをご覧いただくことで、よりリアリティを感じていただけたのではと思います。

本記事がFXでトレードをしている、あるいは、これからしようと考えている方にとって、参考になれば幸いです。

最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました!

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