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NZドル米ドルの11月相場はNZドル高?NZドル安?1996年から2016年までの変動幅・変動率のまとめ

年末を目前に控えてはいるものの、まだまだ流動性は豊富にあり大きな値動きも期待できる「11月相場」

今回は、そんな11月相場の実態を探るべく、1996年から2016年までの「11月」のNZドル・米ドル相場が、どんな値動きをしてきたのかを実際のデータをもとに検証してみました。

早速、見ていきましょう。

1996年~2016年における11月のNZドル・米ドル相場

まず、最初にご覧いただくのは、1996年から2016年までの11月のNZドル・米ドル相場がNZドル高、NZドル安のどちらに動くことが多かったかを単純にカウントしてみた表になります。

1996年から2016年の月足チャートは下記の通りです。

nzdusd19962016

データ出所/GMOクリック証券

そして、上記のチャートから毎年11月の始値と終値を抽出して、その結果がNZドル高だったのか、NZドル安だったのかを時系列でまとめたものが下記の表になります。

11月のNZドル米ドル相場レート(始値⇒終値)結果
19960.70720⇒0.71140NZドル高
19970.62070⇒0.61700NZドル安
19980.52870⇒0.52470NZドル安
19990.50770⇒0.50890NZドル高
20000.39470⇒0.41210NZドル高
20010.41100⇒0.41700NZドル高
20020.48560⇒0.49820NZドル高
20030.61310⇒0.64010NZドル高
20040.68660⇒0.71410NZドル高
20050.70000⇒0.70290NZドル高
20060.67020⇒0.68420NZドル高
20070.77310⇒0.76430NZドル安
20080.58350⇒0.54900NZドル安
20090.71720⇒0.71600NZドル安
20100.76500⇒0.74260NZドル安
20110.80670⇒0.78050NZドル安
20120.82250⇒0.82040NZドル安
20130.82630⇒0.81240NZドル安
20140.77530⇒0.78410NZドル高
20150.67307⇒0.65806NZドル安
20160.71482⇒0.70802NZドル安

こうして並べてみますと、幾つか興味深い傾向があることが分かります。

まず、目を引くのが2007年を境に、その前の10年とその後の10年が極めて、対照的な動きになっていることです。

ご覧いただきました通り、2007年から2016年までの10年間では10年中9年がNZドル安で終わっているのに対し、1996年から2006年の11年間については、11年中9年がNZドル高で終わっています。

特に直近の10年間である2007年から2016年は、リーマンショックや欧州の財政危機に端を発する金融危機などはあったものの、アメリカの長引く金融緩和策によるドル安や株高、資源高などNZドルにとって追い風も多く、11月相場がここまでNZドル安に傾くのは、2007年を境に何らかのアノマリーが働いていると思わざるを得ません。

そして、ここ20年の11月のNZドル・米ドル相場のNZドル高、NZドル安の回数をまとめた表は下記の通りです。

11月のNZドル米ドル相場NZドル安に終わった回数NZドル高に終わった回数
1996-201611回10回

1996年から2016年の20年間については、NZドル高とNZドル安がほぼ互角という結果に終わっています。

では、続いて、その中身について、もう少し詳しく見ていきたいと思います。

1996年~2016年における11月のNZドル・米ドル相場の変動幅と変動率

それでは、今度はNZドル・米ドルの11月相場がどのくらいの変動が起こっているのか、つまり、ボラティリティがどれくらいだったのかということを検証していきたいと思います。

その検証を行うために、上記のチャートから、各年の高値と安値を抽出してまとめた表が下記になります。

11月のNZドル米ドル相場高値安値
1996年0.717600.70320
1997年0.636000.61370
1998年0.545600.52380
1999年0.522900.50750
2000年0.413100.39090
2001年0.424300.40820
2002年0.504600.48560
2003年0.646300.60540
2004年0.720900.68150
2005年0.707300.67410
2006年0.686100.65750
2007年0.789300.74350
2008年0.613000.51920
2009年0.752400.70270
2010年0.797600.73980
2011年0.810800.73710
2012年0.831000.80530
2013年0.841500.80530
2014年0.797500.76610
2015年0.678540.64280
2016年0.740220.69707

ご覧いただくとお分かりの通り、1ヶ月の間に、かなり大きな値動きをしている月が複数存在しまして、例えば、リーマンショックが起きた翌々月の2008年の11月には高値0.61300から安値0.51920まで、1ヶ月の間に「15.4%」の”NZドル大暴落”が起こっています。

また、欧州の金融危機がマーケットに混乱を招いた2011年の11月には、高値0.81080から安値0.73710まで、1ヶ月の間に「9.1%」の”NZドル安”が起こっています。

そして、それらを含めて、NZドル・米ドルの各年の11月相場の変動幅と変動率をまとめた表が下記になります。

11月のNZドル米ドル相場変動幅変動率
1996年0.01442.1%
1997年0.02233.6%
1998年0.02184%
1999年0.01543%
2000年0.02225.4%
2001年0.01613.8%
2002年0.0193.8%
2003年0.04096.4%
2004年0.03945.5%
2005年0.03324.7%
2006年0.02864.2%
2007年0.04585.9%
2008年0.093815.4%
2009年0.04976.7%
2010年0.05787.3%
2011年0.07379.1%
2012年0.02573.1%
2013年0.03624.4%
2014年0.03144%
2015年0.03575.3%
2016年0.04315.9%
平均0.0365.4%

平均変動幅と平均変動率はそれぞれ「0.036」と「5.4%」となっておりまして、1996年から2016年のNZドル・米ドル相場の1月の平均変動幅「0.038」、平均変動率「5.7%」とほぼ互角の値動きとなっています。

参考/NZドル米ドルの1月相場はNZドル高?NZドル安?1996年から2016年までの変動幅・変動率のまとめ

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参考/NZドル米ドルの10月相場はNZドル高?NZドル安?1996年から2016年までの変動幅・変動率のまとめ

1996年~2016年の11月相場の値動きから考えるNZドル・米ドルのトレード戦略

ここまで過去約20年の11月のNZドル・米ドル相場の動向をご覧いただきましたが、いかがでしたでしょうか。

これまでの傾向に過ぎないという前提はありますが、NZドル米ドルの11月相場は、2007年を境に、かなりNZドル安圧力が強い1ヶ月となっています。

今後もこの動きが続くと仮定しますと、NZドル米ドルの11月相場のファーストセレクションとしては、とにもかくにも、NZドル・ショートということになりそうです。

ただ、2007年以前はNZドル高が優勢の期間が長く続いていた過去もあることから、マーケットに大きな変化が起こったときは再びアノマリーの変化が訪れる可能性がありますので、その点には留意しておきたいところです。

また、11月相場は20年平均としてはそれほどでもありませんが、ときとして1ヶ月で10%を超えるような大きな値動きをすることがありますので、ストップロス、ポジションサイズには十分、気をつけたいところです。

本記事が、FXでトレードをしている人や、これからトレードをしようと考えている人の参考になれば、幸いです。

最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました!

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