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FXのリスクと損失について

FXは株式投資や不動産投資と同様に、元本が保証されている投資ではありませんので、取引には損失が発生するリスクがあります。

ただ、FXにはロスカットというFXならではのルールがありまして、ほとんどのケースでは、元本を失う以上のリスクはありません。(ないというわけではなく、稀に元本以上の損失を被ることがあります。)

今回は、FX初心者のために、FXのリスクの種類や、損失とロスカットなどについて詳しく見ていきたいと思います。

FXのリスク

FXで損失が発生するリスクには、大きく分けて2つのリスクがありまして、それが「為替変動」のリスクと「金利変動」のリスクになります。

そして、為替変動や金利変動を引き起こす原因となるリスクも存在しまして、それらをまとめたものが下記の表になります。

FXで損失が発生するリスク内容
為替変動リスク為替レートの変動による損失リスク
金利変動リスク金利が変動して金利収入が減少するリスク
流動性リスク注文が執行されないリスク
地政学的リスク国や地域特有のリスク
災害リスク災害が発生するリスク
端末リスクスマホやタブレットなどが原因となり、取引ができないリスク

順番に見ていきたいと思います。

為替変動リスク

例えば、米ドル/円を1ドル100円のときに10,000通貨の買い注文を行った後、予想に反して、ドル安円高が進んでしまったとします。

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そうすると、米ドル/円が1円進んだことで、1万通貨あたり10,000円の含み損が発生することになります。

ただ、含み損であるうちは、見かけ上の損失に過ぎませんので、特に大きな問題はありません。

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ただ、注意をしなくてはいけないのは、レバレッジをかけている場合です。

レバレッジって何?という方は「FXにおける証拠金の維持率とレバレッジについて」の記事をご覧ください。

例えば、以下のようなポジションを保有していたときのケースを考えてみましょう。

項目内容
元手100万円
レバレッジ10倍
買付レート100円
保有ポジション1,000万円
保有Lot10Lot(10万通貨)
必要証拠金40万円

100万円の元手で米ドル円が100円のときにレバレッジ10倍で買い注文を行ったとしますと、米ドル/円の保有枚数は10万通貨となります。

そして、その後、予想に反して、円高が進み94円まで円高が進んだとしますと、そのときの損失額は、60,000円×10万通貨=600、000円となってしまいます。

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証拠金100万円-含み損60万円=証拠金残高40万円

60万円の含み損を抱えたとき、元本である100万円から60万円をマイナスすると、必要証拠金である40万円に達してしまい、ロスカットされてしまうということになってしまいます・・。(正確には、必要証拠金が不足していることが明らかになった翌日に、証拠金不足の警告が届き、そこで不足分を入金しないと、翌々日に強制的に反対売買が行われます。)

実際にロスカットが行われると、FXの口座には40万円の残高だけが残るという結果になります。

元本以上の損失が発生するリスク

FXでは必要証拠金まで損失が膨らんでしまうと、自動的にFX会社側でロスカットが行われるので、元本割れというケースほとんどありませんが、ただ、状況によっては元本以上の損失を抱えてしまうことがあります。

実際にどんなケースがあるのかを見ていきましょう。

FXは基本的に平日は、ほぼ24時間、相場が動いていますので、いきなり大きく値が飛んで、ロスカットが機能しないということは米国の雇用統計の発表時などを除けば、それほど多くありません。

マーケットが荒れることで有名な雇用統計の発表時であっても、ロスカットができずに元本以上の損失を抱えるということはまずなく、約定価格が多少、飛んでしまうという程度がほとんどです。

では、ロスカットができないときにはどんなケースがあるかと言いますと、例えば、週末に相場を揺るがすような大きな出来事が起こった場合などが考えられます。

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例えば、自然災害や経済事件などその原因は様々ですが、為替相場が休みの土日に大きな事件が発生して、月曜日の朝一番で為替レートが大きく変動してしまった場合、ロスカットが間に合わず、証拠金を上回るような損失が発生することがあります。

為替市場が最も早くオープンするのは、ニュージーランドですが、ウェリントンはもともと取引量がそれほどあるマーケットではないので、そこに、大量の注文が入ると、為替レートは一気に変動します。

上の例では、米ドル/円が週末明けに急落したイメージですが、本来90円でロスカットが発動するところですが、薄商いの中、90円で取引が成立せずに88円で取引が成立してしまったときになります。

この時の状況は

元金100万円-含み損120万円=-20万円の損失発生

ということになってしまいます。

ケースとしては、稀ですが、ただ、レバレッジを20倍以上にしたまま、週末に持越しをしたりすると、こういった可能性もありますので、リスク管理の観点からも、レバレッジを上げることには、十分注意する必要があると言えます。

金利変動リスク

FXでは高金利通貨を買って、金利の安い国の通貨を売ることで、金利収入を受け取ることができますが、その金利についても変動リスクが存在します。

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例えば、日本円よりも金利が高い豪ドルを買って、金利収入を得ていたものの、オーストラリアが政策金利を引き下げて、日本が金利を引き上げた場合は、金利差が逆転して、持っているだけで損失が生まれることになってしまいます。

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また、政策金利の金利差は、為替レートの変動にも大きな影響を与えることが多いので、仮に日本とオーストラリアの金利差が逆転してしまうような局面のときには、為替変動リスクも、かなり高くなることが予想されますので、そうしたリスクも頭に入れておく必要があります。

流動性リスク

では、続いてはFXにおける流動性リスクについても見ていきたいと思います。

流動性リスクとは、先ほど為替変動リスクのところでも少し触れましたが、取引がしたくてもできないリスクのことを指しています。

為替市場は取引量が莫大な金額になりますので、流動性リスクは低い方ですが、それでも、先ほどの月曜日の朝一番のウェリントンのマーケットが開く頃金曜日のニューヨークの引け頃、つまり、日本時間の土曜日の朝方5時や6時といった時間帯は、取引量が細くなり、値動きが荒くなったりします。

取引量が少なくなってしまうと、為替レートが予想外に動いてしまい、希望した為替レートで取引が成立しないということがありますので、取引をする時間帯の流動性リスクについては、慎重に判断する必要があります。

※意図しないレートでの約定を防ぐ方法としてFXでは、スリッページを設定する機能が用意されておりまして、詳しくは「FXの成り行き注文の方法とスリッページについて」の記事をご覧頂ければと思います。

地政学的リスク

アメリカ、ニュージーランド、ユーロ、日本、オーストラリア、カナダ、スイス、イギリス、南アフリカ、トルコなどFXでお馴染みの国には、それぞれの国や地域特有のリスクが存在します。

具体的には、近隣国や敵対国との紛争やテロ、あるいは政権交代などがそれに含まれます。

また、高金利通貨の国は、それだけインフレ率が高く、経済的な変動が起こるリスクも高いということも地政学的リスクに含まれます。

こうした地政学的リスクが為替レートに大きな影響を与えることがあることは、十分、理解しておく必要があります。

災害リスク

地震、台風、津波など経済的に大きな損害を与える自然災害もまた、FXの為替レートに与える影響は少なくありません。

2011年の3月に日本で起きた大震災のときに、米ドル/円が75円台の戦後、史上最高値となる為替レートをつけたのは、まさにその典型的なケースと言えます。

端末リスク

スマホやタブレットでFXの取引を行う方で注意しておく必要があるのは、スマホの機種が古かったり、バッテリーが少なくなると、アプリを起動できずに、取引したくてもできないといったことがあることです。

筆者もスマホで取引をすることが多いですが、スマホでアプリがなかなか立ち上がらない・・、タップができない・・といった理由で一時的にトレードができなくて、困ったことは、一度や二度ではありません。

FXでは、スマホや端末がおかしいと思ったときは、修理をする、アプリを再インストールする、機種変更をするといった対策を講じた方がいいでしょう。

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