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FXにおける経済指標の見方-噂で買って事実で売る-

FXにおける経済指標の見方-噂で買って事実で売る-

FXにおいて、為替相場の変動をもたらすものには、各国の中央銀行が発表する経済指標、民間が集計しているデータをもとに発表される経済指標、ニュージーランドのフォンテラのような大企業が発表する経済指標など、実に様々な種類があります。

そして、経済指標が好材料なら買い、悪材料なら売りという風にいつも分かりやすければいいのですが、しかし、現実には為替相場における経済指標の内容とその後の相場の変動の方向性が必ずしも一致するわけではなく、そこが相場の難しいところです。

そこで、今回はFXにおける経済指標の見方について説明してみたいと思います。

FXにおける経済指標の見方で最も重要なのは”織り込み”度

「アメリカの雇用統計の数値が良かったが、市場はすでにそれを”織り込み済み”でドル売りが進んだ。」

「ECBの予想外の金融緩和策は”全くのサプライズ”で、ユーロは大きく売られた。」

FXでトレードをはじめると、上記のようなニュースを度々目にすることになりますが、発表された経済指標に対してマーケットが、どの程度、”織り込んで”いたのかを確認するということは、その人のトレードスタイルによっては、非常に重要なポイントになってきます。

例えば、今、米ドル/円の買いポジションを持っていたと仮定します。

そして、先ほどのように

「アメリカの雇用統計の数値が良かったが、市場はすでにそれを”織り込み済み”でドル売りが進んだ。」

といった状況になり、自分のポジションが含み損を抱えてしまったとき、どういう風に判断するべきでしょうか?

参考までに、経済指標とマーケットの反応に対して、どんな見方が考えられ、そして、その後どんな対応が考えられるのかを表にまとめてみましたので、ご覧ください。

 経済指標とマーケットの反応への見方その後の対応
1何かがおかしい、雇用統計が良かったから、本来は米ドルが買われるはず・・・市場が間違っているのでは?買い増しあるいはホールド
2典型的な好材料出尽くしのパターン・・・買いポジションを建てたのは間違いだった、損切りしよう損切
3今回の雇用統計がよくなることを”織り込んでいた”人たちが、週末に売り注文をまとめて出しただけでは?ホールド
4好材料が出たのにも関わらず、米ドルは売られた・・・相場の転換点?買いから売りに転換
5次の雇用統計がもっと良くなることは、まだ織り込まれていないとしたら、ここは絶好の買い場?買い増し

経済指標とその後のマーケットに対する見方が変わると、その後のトレードの戦略も、かなり異なってくることがお分かり頂けるかと思います。

かつて1929年の世界恐慌を救ったと言われるケインズは、株式市場を「美人投票」に例えましたが、為替相場でも、その本質は実は変わりありません。

為替相場の場合も、米ドルや円、ユーロ、ポンドなどの通貨が、そのときどきで”美しくなったり”、”醜くなったり”して、買われたり、売られたりします。

FXにおける経済指標の見方で最も重要なポイントは、他の相場参加者が、その経済指標をどこまで織り込んでいるのか、そして、それに対して自分はどういうトレード戦略を立てていくのかというところにあります。

FXで経済指標を利用したトレードを行うには

それでは、FXで経済指標を利用したトレードを行うには、どんな方法があるのかということを、相場の格言を交えながら、紹介していきたいと思います。

〇噂で買って事実で売る

具体例で見ていただく方がわかりやすいかと思いますので、2015年の10月から12月にかけてのユーロ/ドルの動きをもとに、ご覧いただきたいと思います。

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チャート出所/DMM FX

2015年の10月にECBのドラギ総裁は、ユーロの経済状況やインフレ率に触れながら、必要があれば12月に追加緩和を行うという発表を会見で行ったところ、市場は一気にユーロ売りで動き出します。

チャートをご覧いただきました通り、ほぼ一貫して、ユーロはドルに対して売られ続け、ドラギ総裁が言及していた12月を迎えることになります。

そして、大一番とも言える2015年の12月初旬。

ECBのドラギ総裁は予想通り、追加の量的緩和を発表するのですが、発表直後こそ、ユーロは売られるものの、売りは長続きせず、今度は一転、急激な買い注文が入り、1日で2%を超えるユーロ高となってしまうのです。

マーケットは、ドラギ総裁の「追加緩和の示唆」を「噂」として受け止め、ユーロ売りで入り、実際にその噂が事実になると、その売りポジションを買い戻すという相場の格言通りの動きとなりました。

経済指標を利用したFXの戦略としては、非常にシンプルです。

「10月のドラギ総裁の「追加緩和の示唆」で売りに入り、12月の追加緩和発表で買い戻す」

ただ、これを実行するだけです。

いつもこんな風にうまく行くわけではないですが、あまりにも分かりやすい相場の動きで、誰もが同じようなポジションを取っているような雰囲気が醸成されているときは、有効な戦略となることがあります。

〇中央銀行には逆らうな

続いては、ウォール街の格言を利用したトレード方法も紹介しておきたいと思います。

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チャート出所/DMM FX

経済指標を利用したFXのトレード戦略としてこちらの方法もとても分かりやすいものになっています。

日銀の黒田総裁がアベノミクスで繰り広げてきた異次元の金融政策=「黒田バズーカ」はまさにその典型です。

中央銀行の繰り出す金融政策がサプライズであればあるほど、その威力は強烈なものとなります。

まとめ

「FXにおける経済指標の見方-噂で買って事実で売る-」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

為替相場では、「織り込み済み」という言葉は度々出てきまして、政府の要人からマーケットの関係者まで、あらゆる人がこの「織り込み」という言葉を使用しています。

是非、経済指標の見方として参考にして頂ければと思います。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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