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予想外の結果に順張りするFXのサプライズトレード

FXには無限とも言えるほど、トレードのアイデアがあると言われますが、そんな中でも短期トレードの一つとして興味深いのが、予想外の結果に順張りするというサプライズ・トレードになります。

「予想外の結果」というのは、経済指標だったり、各国の金融政策の決定だったりなど様々ですが、市場の予想を裏切る形でサプライズが生まれたときには、一時的に一方通行な値動きとなることが多く、短期トレードの絶好のチャンスになることが少なくありません。

今回は、そんなFXのサプライズ・トレードについて説明していきたいと思います。

金融政策を巡るサプライズ・トレード

各国の通貨の動向は、その国の中央銀行の金融政策によって左右されるというのは、ご存知の方も多いかと思いますが、その金融政策が予想外だったとき、市場は急激かつ一方的な変動を起こすことが少なくありません。

具体例で見ていきたいと思います。

まず、最初にご覧いただくのは、2013年の3月に着任したばかりの日銀、黒田総裁(当時)が着任早々、決定した大胆な金融緩和政策が発表されたときのドル円の動向になります。

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チャート出所/GMOクリック証券

前の白川総裁からバトンを受けた黒田さんは、その発言からどういった政策を行うのかということは注目されていましたが、予想外の大胆な金融政策を決定したことを受けて、ドル円は一日で約3円近くの円安に、そして、その後も堅調な推移を続け、5月の中旬には、約10円ほどの円安劇となりました。

上記は日足チャートですが、サプライズとなった4月4日、そしてその翌日である4月5日、週明け月曜日の4月8日といずれも、順張りの短期トレードで成果を挙げられる”美味しい”3日間となっていることがお分かり頂けるかと思います。

別のケースも見てみましょう。

下記は2016年5月の上旬、オーストラリアの中央銀行であるRBAが突然、予想外の利下げを行ったときの豪ドル/米ドル(AUD/USD)の日足チャートになります。

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チャート出所/GMOクリック証券

わずか3週間ほどで、0.765から0.715まで豪ドル/米ドルは急落しています。

このときも、利下げが行われた5月4日から5月5日まで、ほぼ一本調子で豪ドルは値を切り下げておりまして、少なくとも、この2日間だけでも絶好の短期トレードのチャンスとなっていたことが分かります。

また、金融政策決定会合だけでなく、中央銀行の総裁や副総裁の会見や講演の質疑応答などで、先々の金融政策について言及し、それがきっかけでマーケットが動くことがあります。

下記は、2016年7月7日14時ごろにRBNZ副総裁による「更なる利下げのリスク」に言及したというニュースがあったときのNZドル/米ドルの1時間足チャートになりまして、ご覧いただきました通り、ニュースが伝わった後、NZドルが急騰しているのがお分かり頂けるかと思います。

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チャート出所/GMOクリック証券

2016年7月と言えば、イギリスのブレクジット絡みの影響がまだ色濃く残っているときで、マーケットでは、景気後退や先進国でのさらなる利下げを警戒する気運があっただけに、「利下げのリスクへの言及」は予想外とも言えるニュースでした。

以上、3つの金融政策を巡るサプライズ・トレードを見てきましたが、注意点も、もちろんありまして、それは、そのニュースの「鮮度」を意識したトレードを行う必要があるという点です。

サプライズ・トレードの本質は、「予想外」という点にありますので、その予想外という点が、市場に織り込まれてしまった後は、サプライズでも何でもなくなりますので、速やかにポジションを決済するようにしましょう。

経済指標を巡るサプライズ・トレード

サプライズ・トレードの対象となるのは、中央銀行による金融政策だけではなく各国の経済指標もその対象で、その数値が予想外であればあるほど、トレードチャンスが生まれることがあります。

早速、具体例で見ていきましょう。

下記は、2016年6月3日に発表されたアメリカの雇用統計発表時のドル円の1時間足チャートになりまして、その数値が予想を大幅に上回る悪化だったことを受けて、その日のNYクローズまで、ほぼ1本調子でドルが売られる形となりました。

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チャート出所/GMOクリック証券

アメリカの雇用統計そのものは、季節要因や後で大きな修正などが入ることがあるなど、それほど”アテ”になる指標とは言えませんが、ただ、事前の予想よりも大きく数値が異なるときなどは、トレードのチャンスが生まれたりします。

2016年6月3日も雇用統計の大幅な悪化を確認した後、それからNYクローズまで順張りでも、十分、値幅が取れた1日となりました。

続いては、もう少し中長期のサプライズ・トレードについても見ていきましょう。

下記は、ユーロ/ドル(EUR/USD)の2009年から2010年頃の週足チャートになります。

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チャート出所/GMOクリック証券

2009年10月に着任早々ギリシャのパパンドレウ政権は、2009年の赤字の見通しをGDP比3.7%から12.7%へと大幅に引き上げてEU統計局に修正申告したことが、予想外のニュースとなり、マーケットはユーロ売りで反応。

その後も、ユーロの重債務国であるPIGSから、債務に関する予想外の悪材料が噴出して、その結果、ユーロは6ヶ月以上、対米ドルで一貫して売られ続けるという展開になりました。

規模の大きな経済危機や金融危機が起こると、最初の動向はそれほどでもありませんが、時間の経過とともに、予想外の悪材料が次から次へと出てきて、マーケットの一方通行の動きが加速することがあります。

「そこまで悪くないだろう・・・」なんていう淡い期待を裏切り続けるサプライズな悪材料が断続的に出てくるときは中長期のサプライズ・トレードを仕掛ける絶好のチャンスとなります。

政治を巡るサプライズ・トレード

相場において、何よりも”嫌気”されるのは、先行きへの不透明感ですが、それを増幅させるものとして、政治があります。

特に、高金利通貨の国の多くはインフレ率が高いことが多く、そのため、人気獲得と成長を重視する国のトップと国の財政を立て直そうとする財政担当の閣僚との間で、意見が対立することが少なくなく、それが発端で政治混乱が起きたりすることがあり、そして、それがサプライズ・トレードのチャンスとなることがあります。

ランド/円での実際の例をご覧ください。

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チャート出所/GMOクリック証券

相場の急変が起きたのは2015年の年末、翌年に控えた選挙のために政府支出の拡大を主張していた南アフリカの大統領が、厳しさを増す国家財政の立て直しを図る財務相を突如、予想外の解任

市場では、予想もしなかったことが起きたことからパニックに陥り、ランドの”投げ売り”が進み、3日間でなんと10%を超える急落を演じます。

政治の混乱が生んだ、まさに絶好のトレードチャンスとなっていたことがお分かり頂けるかと思います。

まとめ

「予想外の結果に順張りするFXのサプライズ・トレード」と題してお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

FXで短期トレードや中長期トレードを仕掛けるチャンスの一つとして、サプライズ・トレードについて、具体例を交えてご紹介させて頂きました。

本記事がFXのトレードを行っている読者の方の参考になれば、幸いです。

最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました!

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