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FXの金利収入で利益と損失が出る仕組み

「FXでは、金利収入で生活ができることもあるって本当?」

結論から先に申し上げますと、答えは「YES!」になります。

もちろん、生活水準は個人によっても異なりますので、一概に言い切ることはできませんが、人によっては、生活できるだけの金利収入を得ることも十分、可能になります。

とは言いましても、FXの初心者の方にとってみると、「なぜそんなことができるの?」という疑問を感じる方もいらっしゃるかと思いますので、今回は、FXの金利差によって、利益と損失が出る仕組みについて詳しく、説明していきたいと思います。

FXで金利収入が発生する意味

FXの金利が発生する仕組みは厳密に説明しますと、先物為替を直物為替のレートで決済する、スワップ取引と呼ばれる取引を利用したものになるのですが、FXで金利収入が発生する仕組みを理解する上では、そうした複雑なカラクリを理解する必要はありません。

なぜなら、FXで金利収入が発生する本質的な意味は、2国間の金利差で説明できてしまうからです。

イメージとしては、「銀行」の仕事を思い浮かべて頂ければ分かりやすいかと思います。

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銀行は個人の方から、預金を集めて、それをもとに会社などに融資を行って、その金利差を銀行としての収入源としています。

FXでの金利収入もまさに、これと同じ仕組みなっていまして、例えば、オーストラリアドルを買って、日本円を売るという取引を行うことで、2国間の金利差を利益とすることができるという仕組みになっています。

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ただ、FXで注意しなくてはいけないのは、金利の高い国の通貨を売って、金利の低い国の通貨を買った場合、逆に金利差が損失になってしまうということです。

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いわゆる”逆ザヤ”になってしまうというもので、このポジションを抱えていると、値動きに関係なく、日々、損失が発生してしまうということになります。

通貨による金利差はなぜ発生するの?

では、なぜ、2国間に金利差が発生するのでしょうか?

その答えに実は正解と呼べる回答がありません・・・。

各国の金利水準は、各国の中央銀行が金融政策の一環として毎月のように会合を開いて、決定していまして、その国の経済状況や、対外債務、人口動態など様々なデータをもとに決めています。

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(データ参照元/セントルイス連銀)

例えば、今ではすっかり低金利国として定着してしまった日本ですが、実は1990年代の前半までは、政策金利が6%近くありましたし、もっと前には政策金利が8%を超えるような時代もありました。

また、高金利通貨として一部の投資家に人気のトルコリラに至っては、過去に金利が70%を超えた時代もありました・・・。

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(データ参照元/セントルイス連銀)

このように、2国間の通貨をペアで取引するFXでは、自ずと金利差が出て、その金利差が収益になったり、損失になったりという仕組みになっています。

では、FXの金利収入はどれくらい受け取ることができるのでしょうか?

今回の記事の冒頭で、「FXの金利収入で生活できることもある」ということを説明させていただきましたが、こここからは実際にどれくらいのポジションを抱えると、どれくらいの金利収入を受け取ることができるのかということを見ていきたいと思います。

近年、高金利通貨として知られている通貨には、豪ドル、ニュージーランドドル、カナダドル、トルコリラ、南アフリカランドといった通貨がありますが、中でもトルコリラ、南アフリカランドは、政策金利が高いこともあり、金利収入も多くなっています。

そこで、トルコリラ/円をもとにFXの金利収入について見ていきましょう。

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(トルコ/円チャートの参照元/セントラル短資)

トルコリラ/円の取り扱いがあるFX会社は幾つかあるのですが、今回は人気の高い会社の一つであるセントラル短資のデータをもとに説明したいと思います。

まず、元手400万円で外貨預金と同じように、レバレッジ1倍でトルコリラ/円を保有した場合を見てみましょう。

トルコリラ/円内容
データ更新日2017年8月
運用資金400万円
レバレッジ1倍
買付レート31円
保有通貨数100,000通貨
10,000通貨あたりの金利収入+110円
1日の金利収入+1,100円
1ヶ月の金利収入+33,000円
1年の金利収入+396,000円

参考/GMOクリック証券

元手400万円で買付レートを33円としますと、100,000通貨を保有する形になりまして、1日あたり約+730円、1ヶ月あたりで約+21,900円の金利収入が発生することになります。

これだけで生活することはできませんが、400万円に対する年間の利回りは7%弱になりますので、これだけでも、かなりの高利回りということがお分かり頂けるかと思います。

では、続いて、レバレッジをかけた場合を見ていきましょう。

中長期的な運用で金利収入を目的とした場合は、値動きの変動リスクを考慮しますとレバレッジはどんなに高くてもレバレッジは5倍程度に抑えたいところなので、今回はレバレッジ5倍を上限にして試算表を作成しました。

レバレッジについて詳しく知りたいという方は、「FXにおけるレバレッジの意味と効果を知ろう!」や「FXにおける証拠金の維持率とレバレッジについて」も参考にしていただければと思います。

〇証拠金を400万円でレバレッジを5倍にした場合

トルコリラ/円内容
データ更新日2017年8月
運用資金400万円
レバレッジ5倍
買付レート31円
保有通貨数600,000通貨
10,000通貨あたりの金利収入+110円
1日の金利収入+6,600円
1ヶ月の金利収入+198,000円
1年の金利収入+2,376,000円

〇証拠金を800万円に増やしてレバレッジを5倍にした場合

トルコリラ/円内容
データ更新日2017年8月
運用資金800万円
レバレッジ約5倍
買付レート30円
保有通貨数約1,300,000通貨
10,000通貨あたりの金利収入+110円
1日の金利収入+14,300円
1ヶ月の金利収入+429,000円
1年の金利収入+5,148,000円

いかがでしょうか。

元金(=証拠金)を800万円まで増やして、レバレッジを5倍で運用を行いますと、トルコリラ/円への投資を行うだけで、1日あたり約+4,380円、一ヶ月で約+131,400円の金利収入が得られることがお分かり頂けるかと思います。

これだけの金利収入があれば、人によっては生活ができてしまう金額といっても過言ではないかと思います。

FXの金利収入を受け取るにあたってのリスクと注意点

FXでは金利収入を受け取ることで利益を得ることができますが、一方で忘れてはいけないのが、外国通貨の為替変動リスクです。

〇為替変動によるリスク

ご存じのとおり、為替レートは24時間、刻々と動き続けています。

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例えば、先ほどのトルコリラ/円の例でシュミレーションをしてみましょう。

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具体的には、上のイメージのように、円高が1円進むごとに10,000通貨あたり10,000円の損失が発生するという仕組みになります。

例えば、先ほどの試算表の中の証拠金400万円でレバレッジ5倍のケースを見てみましょう。

トルコリラ/円で1円の円高が進んだ場合内容
データ更新日2017年8月
運用資金400万円
レバレッジ5倍
買付レート31円
保有通貨数600,000通貨
10,000通貨あたりの金利収入+110円
1日の金利収入+6,600円
1ヶ月の金利収入+198,000円
1年の金利収入+2,376,000円
1円分の円高による含み損-600,000円

上のような損失が含み損として、発生することになります。

あくまで含み損なので、ポジションを決済しない限りは、損失は確定されず、その間も金利収入はこれまで通り、受け取ることができます。

では、さらに円高が進んで33円で買い付けたレートが28円になった場合も見ておきましょう。

トルコリラ/円で5円の円高が進んだ場合内容
データ更新日2017年8月
運用資金400万円
レバレッジ5倍
買付レート31円
保有通貨数600,000通貨
10,000通貨あたりの金利収入+110円
1日の金利収入+6,600円
1ヶ月の金利収入+198,000円
1年の金利収入+2,376,000円
1円分の円高による含み損-3,000,000円

この場合は、1年間に受け取ることができる金利収入を上回る含み損が発生してしまう・・ということになってしまいます。

含み損とは言え、これだけの額の損失を抱えてしまうというのは、リスクとして認識しておく必要があります。

〇金利変動によるリスク

先ほど、各国の金利水準は各国の金融政策の下で、決められているという説明をさせて頂きましたが、政策金利が変更があった場合は、受け取ることができる金利収入もそれに伴って変更になります。

実際にかつて、高金利通貨と呼ばれた豪ドルやニュージーランドドル、カナダドルなどは、金利は以前に比べると、かなり下がっていまして、「今はもう、高金利通貨ではない・・・」と感じている投資家も少なくないという状況です。

ただ、為替レートとは異なり、金利水準は急激な変動はあまり起こることが多くありませんので、金利変動によるリスクは、それほど大きなリスクとは言えないでしょう。

〇FXで金利収入を目的とした運用を行う場合の注意点

為替変動と金利変動によるリスクを考慮した上で、FXで金利収入を目的とした運用を行う場合の注意点についても触れておきたいと思います。

それは、レバレッジのコントロールに尽きるかと思います。

FXにおけるレバレッジ上げれば上げるほど、それだけ金利収入も増えることになりますので、強力なエンジンであることは間違いないのですが、一方でレバレッジを上げるということは、それだけ大きなリスクも抱え込んでしまうことになります。

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FXで金利収入を目的として運用する場合、理想的な展開は、為替レートの多少の上下があっても、金利収入を安定的に受け取り続けることです。

ということは、仮に大きな為替変動があってもその局面をを”凌げ”ればいいということになります。

そのためにも、レバレッジはできれば2倍から3倍程度、上限5倍までを目安にして、ポジションを作ることをおすすめしたいと思います。

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