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FXのテーマ分析|マーケットの期待と現実をベースにスイングトレードする方法

FXのトレード方法は、無数にあると言われていますが、今回は、スイングトレードをするときに使える手法の一つである「テーマ分析」について説明していきたいと思います。

テーマ分析とは、マーケットの期待感の方向を探り、そこでポジションを作り、その期待が現実あるいは、解消されたところでポジションを決済するという方法になります。

ただ、現実的には、マーケットが「期待」するテーマは、そのときの状況次第でコロコロ変わりますので、場合よっては、あるテーマが現実化する前に、次のテーマへのトレードへと移行していくということもあったりします。

今回はそんな「テーマ分析」について、テーマが目まぐるしく変わった2016年6月~7月のドル円チャートを題材にして説明していきたいと思います。

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チャート出所/GMOクリック証券

景気や金融政策への期待と懸念を利用したトレード

ドル円マーケットの大きな流れを決める力の一つに、アメリカ経済の景気や金融政策への「期待」と「懸念」があるのはご存知の通りですが、その中でも最も大きな影響力があるものと言えば、米国雇用統計ではないでしょうか。

下記は、2016年5月から6月の上旬にかけて、週末の米国雇用統計を控え、ドル円が米国景気の失速や利上げ後退懸念などから、ドル安が進行したときの様子になります。

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チャート出所/GMOクリック証券

そして、マーケットが”期待”していた通り、米国の雇用統計は予想外の大幅な悪化となり、2016年6月3日(金)は、109円台から106円台まで急激な円高が進行しました。

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チャート出所/GMOクリック証券

米国雇用統計については、ブルームバーグロイターなどで検索すると、専門家による事前の予想を約1週間前から知ることができます。

そして、そのときのコンセンサスが、かなり低いときなどは、上記のように、マーケットに警戒感が出て、雇用統計前に、ドル買いポジションを解消しようという動きが強まることがあります。

そうした警戒感を先回りして、ドル売りポジションを作っておき、実際の雇用統計が発表される前やあるいは結果を見つつ、トレードを行うといった方法が、今回のテーマ分析の主要なトレード方法になります。

つまり、マーケットが最も注目しているテーマへの期待や不安、あるいは懸念や警戒感といったセンチメントが現実となる前に察知して、それをベースにしてトレードを行うという方法になります。

なお、スイングトレードではないですが、米国雇用統計の警戒感を利用したトレードについては、別の記事も用意しておりますので、そちらも参考にして頂ければと思います。

参考/アメリカ雇用統計発表前の警戒感を利用したFXのトレード方法とは?

政治や経済イベントを利用したトレード

では、その後のドル円の様子も見ていきましょう。

雇用統計が大幅に悪化した結果、ドル円は利上げ後退観測が優勢となり、ドル売りがじわじわと進行します。

そして、そのドル売りの流れに、さらにマーケットが新たなテーマとして、着目し始めたのが目前に迫ったイギリスのEU離脱を決める国民投票でした。

イギリスがEU離脱をすると、世界経済でかなりの悪影響があるのではとの予測から、マーケットはリスク回避モードに入っていき、ますますドル円は円高が加速していきます。

それが下記のチャートになります。

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チャート出所/GMOクリック証券

しかし、国民投票を目前にして、民間企業が行った世論調査では残留派が有利という報道が相次いだことから、マーケットは一時的に円安で反応します。

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チャート出所/GMOクリック証券

そして、結果はご存知の通り、EU離脱派が勝利となり、ドル円は106円台から99円台まで暴落。

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チャート出所/GMOクリック証券

アメリカの経済への懸念というテーマに代わって、マーケットが注目したイギリスのEU離脱というテーマは、10年に1回あるかないかの大相場を生み出しました。

テーマ分析を利用したトレードとしては、まずは、イギリスのEU離脱後への警戒感を先回りして、ドル売り円高のポジションを作り、残留派、離脱派のどちらが優勢なのかという報道が出るまでは、そのポジションを維持します。

そして、残留派が有利という材料が出たところで、今度はポジションを反転。

そして、ここからが重要ですが、そのポジションについては、遅くとも国民投票前には決済しておきたいところです。

よほど事前の予想がどちらかに一方的に有利であれば別ですが、こうした大きなイベントでは、結果がどちらに傾いてもいいように、ポジションはクローズしておくのが賢明なスタンスということになるかと思います。

日本発の材料やテーマを利用したトレード

ドル円相場に大きな影響を与えるのは、アメリカや世界経済の動向が中心になりますが、日本発の材料やテーマで相場が大きく動くときもあります。

2016年の7月に行われた参議院選挙もその一つでした。

参議院選挙で自民党が勝利したことから、新た経済政策と金融政策が俄かにマーケットの注目材料となり、選挙を終えた次の日の7月11日(月)から、ドル円は急激な円安が進行することに。

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チャート出所/GMOクリック証券

また、ちょうど、そのとき元FRB議長のバーナンキ氏が政府首脳と会談したことが、「ヘリコプターマネー」などを連想させ、それも円安を後押しする形なりました。

テーマ分析トレードとしては、そうした期待感が発生したときは、マーケットの円安への期待感を背景に、素直に円売りポジションを作ります。

そして、ポジションの手仕舞いは、7月21日(木)に新しい金融政策や経済政策の中身について、先行して漏れたきた内容が市場の期快感を”冷ます”ような内容だったことを受けて、急落したところというところになるかと思います。

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チャート出所/GMOクリック証券

その後は、様々な報道と思惑が交錯し、過度な期待は禁物というムードから徐々に円高が進行していますので、ここでは、ポジションを取らないか、あるいは、テーマは一巡したということで、ポジションを減らして本番の6月29日(金)の日銀の金融政策決定会合を迎えるという流れになります。

テーマ分析を利用したスイングトレードの”本質”は、そのテーマの鮮度=織り込み度になりますので、そのテーマの期待や不安の風向きが変わったかな?というときは深追いをしないことが重要になってくる他、、テーマが成熟して、レンジ相場に入り、マーケットの思惑が交錯しているというときは、ポジションを取らないか、ポジションのサイズを落としてトレードするというスタンスが重要になってきます。

まとめ

「FXのテーマ分析|マーケットの期待と現実をベースにスイングトレードする方法」と題してお送りしてきましたが、いかがでしょうか?

マーケットは、テーマに対して期待へ懸念、不安といったムードをもとに、ときとして一方的な方向を作り、そして、その後の結果や報道といった現実を前にして、期待が行き過ぎとなったり、あるいは懸念が払しょくされたり、不安が解消されることにより、その一方的な方向が終焉を迎えるという流れを頻繁に起こしています。

そうした流れを先回りし、そして、スイングトレードをすることによって、収益を狙うというのが、今回の趣旨になります。

本記事が、FXでトレードをしている、あるいは、これからしようとしている人のお役に立てれば、幸いです。

最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございました!

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